教育部試験
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 15:16 UTC 版)
受験資格受験日時点で幼稚園・小学生・中学生である者 試験時間試験時間は級位段位ともに30分 試験科目学年ごとに定められた課題を臨書する技能試験。 幼稚園、小学生は楷書半紙1枚 中学生は行書半紙1枚 段級制度小学1年生第9級50点を基準として、下表の通りに昇段級する。 学年/段級位 10級 9級 8級 7級 6級 5級 4級 3級 2級 1級 初段 2段 3段 4段 5段 小学1年 40 50 60 70 80 90 100 小学2年 30 40 50 60 70 80 90 100 小学3年 20 30 40 50 60 70 80 90 100 小学4年 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 小学5年 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 小学6年 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 中学1年 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 中学2年 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 中学3年 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 各学年において50点の級位に合格すれば標準的な技量である。60点以上である場合は一般より優れており、逆に40点以下の場合は一般より劣っている(修練不足)と判断できる。各学年において100点を超える段級位(例えば小学1年生で3級~5段)については、原則として受験及び合格はできないが、特に優れた者などについては、特例合格が認められることがある。 高校に進級すると、一般部に移ることになるが、教育部での段級位は、一般部に移行されることはない。一般部の段級位取得には一般部試験の受験が必要である。ただし、教育部五段(準五段含む)に合格すると、一般部試験の初段の「受験資格」が与えられる(受験資格であり、合格ではない)。高校生の一般部新規受験は、原則として1級が上限とされていることから、教育部での段位が一般部受験に影響を及ぼす唯一の特例である。
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