教会と木組み建造物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/12 10:27 UTC 版)
ビュンデの歴史的な中心街区は、現在の福音主義ルター派の聖ラウレンティウス教会の周辺である。この教会の創設は、ヴェストファーレンで最も古いものの一つである。最初の文献記録はドイツ人王ルートヴィヒの時代の 853年になされた。多くの建築・改築計画の後、現存している後期ロマネスク様式のクロイツザール中核部が13世紀に建設された。西塔はそれよりもずっと以前である。この教会は1985年に保護文化財となった。 教会広場に面した1822年建造の牧師館は21世紀の初頭に大がかりな修復がなされた。市庁舎前広場には1677年建造のラーニング邸(1748年焼失、1749年再建)や1555年建造のダールケッター邸(現在の建物は1800年頃に建設された)がある。ダールケッター邸内には戸籍役場があり、地下倉庫はかつて留置所として使われていた。 ラーニング邸は4つの間口を持つ木組み建築の原則に基づくディーレンハウス(広い土間を持つ農家建築)であり、ホルゼンのヘルマン邸をはじめとするビュンデ周辺の村落の建物に類似している。この他に、いずれも郷土博物館の施設に使われている、4つの間口を持つ4階建ての建物「フルルブリンクシェス・ハウス」(1688年に最初の記録が遺されている)、2つの間口を持つ1595年建造の「ダムハウス」、1830年建造の「シュトリーディークシャー・ホーフ」がある。 ビュンデの歩行者専用区域である歴史的な通り「アウフム・ティー」およびエッシュ通りを通って2つめの市教会であるパウルス教会(1869年 - 1873年建造)に至る。ヴェーザー砂岩によってネオゴシック様式で建設された三廊式ホール教会は、会衆の中央に説教壇を有する説教教会としてデザインされた。 ダールケッター邸 フルルブリンクシェス・ハウス ダムハウス
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