教会における抗議行動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 13:47 UTC 版)
「プッシー・ライオット」の記事における「教会における抗議行動」の解説
2012年2月21日、ウラジーミル・プーチンが再選された大統領選挙への抗議活動の一環として、グループのメンバーである3人の女性たちがモスクワのロシア正教会救世主ハリストス大聖堂を訪れ、十字を描いて、至聖所前のソレヤ(Soleas)と呼ばれるスペースに上がり頭を垂れてから、「Панк-молебен Богородица, Путина прогони(聖母様、プーチンを追い出してください)」を歌いはじめた。1分もしないうちに、彼女たちは警備員によって建物の外へと連れ出された。この様子を捉えた映像は、後にこの曲のビデオ・クリップに使用された。 この曲の中で、彼女たちは、「テオトコス (Θεοτόκος)」(神の母、すなわち聖母マリア)にあたるロシア語「ボゴロディーツァ (Богородица)」に、「プーチンを辞めさせて」と訴えている。この曲の歌詞は、モスクワ総主教キリル1世のことを、神よりもプーチンを信じているように描いたものだった。総主教は、選挙戦が始まる前から、大統領候補としてプーチンを公然と支持していた。
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