改革開放後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/28 23:44 UTC 版)
改革開放後、中国の経済は計画経済から市場経済に転換し、大寨も省・県・市の三段階による所有制度、部隊を基礎とした人民公社体制から世帯生産請負責任制へと徐々に移行した。1983年大寨は農業生産責任制を実行し、村営企業を設立し、個人も養殖業や運輸業を始めた。1992年大寨経済開発総公司が設立され、年産10万トンのセメント会社となった。それと並行して十数個の企業が発展した。大寨村の総生産額は1978年の18.56万元から1992年の327万元、2005年には大寨の経済総収入は11600万元を越え、年一人当たり平均收入は5500元となった。大寨の経済総収入の内、農業収入が占める割合は0.3%、工業收入は56%、流通業10%、サービス業と旅行業は30%を占め、二十年の発展の結果大寨は既に「政治のブランド」から「経済のブランド」への脱皮に成功したといえる。
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