改革開放前
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1946年互助組が成立、1952年陳永貴が大寨村の党支部書記に就任すると、翌年に農業生産合作社を設立、人民公社設立運動に際しては1958年に先駆けて設置している。この期間中、陳永貴の指導の下、村民は山の下から土を運搬し人工の棚田を築き上げた。平均一人当たりの土や石の運搬量は1000m3を越え、土は80万担(1担=50kq)以上。一人につき年平均、石を880担以上。糞、農作物を10万斤。1964年2月10日、人民日報の新華社通信記者によるレポート「大寨之路」に大寨村の事柄が掲載され、あわせて社説「用革命精神建設山区的好榜様」(革命的精神を以て模範的農村を建設する)が発表された。中国人民に大寨の精神を学習せよと呼びかけ、中国において自力更生の象徴として「大寨に学べ」という運動が勃興するに至った。
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