支石墓とは? わかりやすく解説

しせき‐ぼ【支石墓】


支石墓

読み方:シセキボ(shisekibo)

縄文時代終末期弥生時代後期初頭北九州地方中心としてみられる埋葬形態


支石墓

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/03 14:29 UTC 版)

支石墓(しせきぼ)は、ドルメンともいい、新石器時代から初期金属器時代にかけて、世界各地で見られる巨石墓の一種である。基礎となる支石を数個、埋葬地を囲うように並べ、その上に巨大な天井石を載せる形態をとる。


  1. ^ Eupedia1
  2. ^ Eupedia2
  3. ^ “しせき-ぼ【支石墓】”. 日本国語大辞典. 小学館. "……中国の東北地方東南部から朝鮮半島北部に分布し、日本では縄文時代後期から弥生時代前・中期に九州北部を中心にこの種の遺跡がみられる。……" 
  4. ^ “しせき-ぼ【支石墓】”. 大辞泉. 小学館. "……中国・朝鮮半島に多く、日本では縄文時代末から弥生時代の北九州にみられる。" 
  5. ^ “しせき ぼ【支石墓】”. 大辞林. 三省堂. "中国の山東半島・東北部、朝鮮半島、日本の北九州に分布。" 


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支石墓

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/06 14:49 UTC 版)

弥生時代の墓制」の記事における「支石墓」の解説

詳細は「支石墓」を参照 日本の支石墓(しせきぼ)は、数個の支石の上長方形に近い天井石載せる碁盤式の墓である。 日本では縄文時代晩期九州北西地域出現する当時朝鮮半島南西部で支石墓が最盛期迎えており、朝鮮半島からの強い影響があったものと考えられている。 主に松浦半島前原市付近糸島半島島原半島などへ広まった。支石墓直下埋葬方式としては、土壙墓甕棺墓石棺墓など様々な形態がとられていた。 最も古い支石墓は、唐津市東宇木にある葉山尻支石墓で、五基ある。天井石長さ2メートル前後巨石である。その支石墓から弥生時代前期打製石鏃せきぞく)が一つ出土している。 朝鮮半島影響考慮すると、支石墓の被葬者半島からの渡来人であると想定されている。 支石墓は、弥生時代前期のうちに北部九州から消滅していったが、その周辺五島列島愛媛県などへ、ごく限定的ながらも伝播ていった

※この「支石墓」の解説は、「弥生時代の墓制」の解説の一部です。
「支石墓」を含む「弥生時代の墓制」の記事については、「弥生時代の墓制」の概要を参照ください。

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