指示標識
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 08:15 UTC 版)
指示標識は交通上必要な地点などを指示するために設置される標識。大部分は公安委員会が設置に係るが、「規制予告」のみ道路管理者も設置ができる。四角形、青地で白い絵がほとんど。通常の四角形の場合の大きさは一辺60 cm 。ただし、横断歩道は歩行者保護を目的に特別な五角形が採用され、辺の長さは底辺と斜辺が60 cm、その他の辺が20 cmである。 停止に該当するもの 停止線 (406の2) 通行の方法等に関するもの 並進可 (401) 軌道敷内通行可 (402) 優先道路 (405) 中央線 (406) 安全地帯 (408) 「中央線」の標識はセンターラインの位置を示したものであり、多雪地域や中央線変移を行う場合に設置しなければならない。 「並進可」の標識は自転車が2列まで並んで走行できることを示す。設置例は少なく、2018年には最後まで残存していた2都市の標識が撤去された。 駐車・停車に関するもの 高齢運転者等標章自動車駐車可 (402の2) 駐車可 (403) 高齢運転者等標章自動車停車可 (403の2) 停車可 (404) 横断に関するもの 横断歩道 (407-A) 横断歩道 (407-B) 自転車横断帯 (407の2) 横断歩道・自転車横断帯 (407の3) これらの標識は、信号機により交通整理を行う交差点または横断歩道においては不要である。 「横断歩道」の図柄は「一般用(407-A)」と「学童用(407-B)」に分けられる。この中で学童用は保育園、幼稚園、小学校等付近に設けられる横断歩道で設置する。 規制予告に関するもの 規制予告 (409-A) 規制予告 (409-B) ギャラリー 安全地帯(408) 横断歩道(407-B)内部に電灯が組み込まれ、夜間には標識そのものと真下にある横断歩道を照らす。 規制予告(409-A) 規制予告(409-B)
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