慣性始動装置
大きな質量の回転体(フライホイール)を回転させておき、これと連結させることにより、クランクシャフトを急に回転させる始動装置。内燃機関は自力で始動するととはできない。そこで燃焼が継続するまで外部から駆動することが必要である。以前のプロペラ機においては足踏み式で慣性回転体を回転させ、クラッチによってクランクシャフトに急に回転を伝えて始動させることもあった。将来、アイドルストップエンジンにおいてはフライホイールに回転エネルギーを蓄えておき、始動時にこれを用いる方法も考えられる。
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