慣性効果とは? わかりやすく解説

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慣性効果

英語 inertia effect

おもに、吸排気ガス質量により発生する慣性力起因する動的現象のこと。吸気バルブ開きピストン下降始めると負圧発生しポート中の新気は加速されながら、シリンダー内に流入する。このとき、空気には質量があるため、ピストン下死点過ぎて上昇しはじめても、新気がシリンダー内に流入しようとする。この現象吸気の慣性効果という。一方排気バルブ開き燃焼ずみのガス噴出しピストン上死点過ぎて下降しはじめる。この現象排気質量による慣性で、さらに排気続けようとする。この現象排気の慣性効果と呼ばれている。これらの現象利用して排気効率改善しエンジントルク特性変化させて味付けをすることができる。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。



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