愛知3号【アイチ3ゴウ】(草花類)
登録番号 | 第13927号 | |
登録年月日 | 2006年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 愛知3号 よみ:アイチ3ゴウ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 愛知県、キリンアグリバイオ株式会社 | |
品種登録者の住所 | 愛知県名古屋市中区三の丸三丁目1番2号、東京都中央区八丁堀二丁目24番2号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 酒井広蔵、大石一史、奥村義秀、森岡公一、小久保恭明、山﨑一郎、加藤俊博、野田輝夫、江川雅徳、海澤泉、森山貴子、戸田雅之 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「リバティー」に出願者所有の育成系統を交配して育成されたものであり、花は赤紫色のやや小輪で切花向きの品種である。開花時の草型は直立、草性は高性、開花時の草丈はやや高である。茎の太さは細、色は緑、強さは中、中空の程度は小、摘心後の分枝性はやや多、側らいの発生程度は中、節間長はやや長、葉身長、葉幅、葉の縦横比、葉柄の長さ及び一次欠刻は中、葉裂片縁部の重なりの程度は平行する、葉の表面及び裏面の色は中、毛じの多少は少、光沢度は強、厚さはやや薄、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは小、分布状況は主として両側に付着するである。花房の形は円錐形、花の大きさはやや小、厚みは低、舌状花の重ねは2~4列、舌状花数はかなり少、管状花部の直径はやや小、管状花数はやや多、分布は集中、長さはやや小である。花弁の形は平弁、先端は丸い、花弁の長さは小、幅はやや狭、外花弁の表面の色は赤紫(JHS カラーチャート9508)、裏面の色は鮮紫ピンク(同8904)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は上向き、花盤の色は緑、花たくの形は平らな円錐状、大きさ及び総ほうの大きさはかなり小、花首の太さはかなり細、長さはやや短、生態分類型は秋ギク、到花週数は7週以下である。「福野ワインレッド」と比較して、葉裂片縁部の重なりの程度が平行であること、外花弁の表面の色が赤紫であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成11年に愛知県農業総合試験場(愛知郡長久手町)において、「リバティー」に出願者所有の育成系統を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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