急角度バックドロップ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 04:39 UTC 版)
「バックドロップ」の記事における「急角度バックドロップ」の解説
垂直落下式バックドロップとも呼ばれる。後藤達俊の必殺技。後藤曰く、長州式とテーズ式の長所を取り入れたもの。自身の重量挙げの経験を生かして相手を高く持ち上げ、ブリッジを利かせて鋭角な角度で垂直にリングに突き刺す。クラッチの位置が通常よりも高く相手の横隔膜あたりを抱え込むために、相手は体を丸めて衝撃を逃がすことが出来ず、これを食らった馳浩が一時的に心停止にまで追い込まれたほど(実際は、馳が切り返して自身の体を浴びせようとした際に後藤のクラッチが離れていなかったため馳の体が回転しきれず側頭部からマットに叩きつけられた。その衝撃で脳内出血し、控室でシャワーを浴びた際に血の巡りが多くなり脳内への出血量が増えて心停止を引き起こしたもの)。この事件があってから後藤はクラッチを通常のバックドロップと同じ位置にしている。この事件の影響からゲームなどでは「地獄バックドロップ」「三途バックドロップ」「殺人バックドロップ」と表現されている。現在は後藤の他に、後藤から直々に教えを受けた山本尚史がこのスタイルのバックドロップを使用する。
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