心学とは? わかりやすく解説

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しんがく 【心学】

中国で心を修養する学問のことで、初め仏教思想による禅心学が起き、のち程朱学陽明学現れた。②日本江戸時代に、神・儒・仏三教融合して、その教旨平易な言葉通俗なたとえで説いた一種庶民教育のこと。石田梅岩(巌)を祖とする石門心学始まり手島堵庵中沢道二伝えられ柴田鳩翁至ってさらに拡張された。一時は六五カ国に一四九の講舎(道場ともいう)があった。その訓話道話といった。岩(一六八五~一七四四)は丹波農家出で京都などで奉公傍ら勉学し、心学と呼ばれる独自の人生哲学樹立した。著『都鄙問答』他。

心学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/04 18:28 UTC 版)

心学(しんがく)




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心学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 05:41 UTC 版)

「心」記事における「心学」の解説

「心学」も参照 中国では陸象山王陽明らが心学を樹立した陸象山は「宇宙は便ち是れ吾が心、吾が心は即ちこれ宇宙」と述べ、また「心は即ち理なり」として、「心即理」の宇宙の理やそれと一体化した吾が本心内観によって把握しようとした王陽明は、心によって理が発現する、とした。これは、それまで朱子学では理というものが客観的に存在するとしていたのに対して異を唱えたのである。心の能動的主体的な発用を主張する内容であったため、陽明学は心学と呼ばれるようになった。 もともと中国では「心学」という語は、中国仏教における戒学・心学・慧学という分類用語として用いられてはいたが、陽明学登場してからは「心学」はもっぱら陽明学を指すようになった

※この「心学」の解説は、「心」の解説の一部です。
「心学」を含む「心」の記事については、「心」の概要を参照ください。

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