後漢末の人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/28 19:57 UTC 版)
張 虎(ちょうこ、生没年不明)は、中国後漢末期の人物。『三国志』魏書劉表伝の注に記述がある。 江夏出身の賊の一人で、陳生と共に襄陽を攻撃していたが、中央から赴任して来た劉表が豪族の支持を受け支配を固めると、これに降伏した。説得にあたったのは蒯越であったと言われる。 小説『三国志演義』では、荊州で劉表と孫堅が争った際、劉表軍の黄祖に従って陳生と共に登場する。孫堅軍の韓当と三十余合の激闘を繰り広げるが、倒されている。 『横山三国志』では、劉表が派遣した劉備軍の趙雲と激闘するが、討ち取られている(『三国志演義』では名が張武となっている。劉備の乗馬的盧のもともとの所有者でもある。)。
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