待婚期間とは? わかりやすく解説

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たいこん‐きかん【待婚期間】

読み方:たいこんきかん

女性婚姻解消した以降別の婚姻関係に入ることができないとされる期間。民法100日と規定再婚禁止期間再婚期限

[補説] 再婚後に生まれる子の父が前婚の夫か再婚した夫かという混乱避けるためのもの。民法では、離婚から300以内生まれた子は前夫の子再婚から200日経過した後に生まれた子は再婚した夫の子とされる嫡出推定)ため、離婚後100以内再婚すると、どちらの子とも推定できる期間が生じてしまう。従来は6か月規定されていたが、平成27年201512月最高裁判所違憲判断示し平成28年20166月改められた。なお、離婚時に妊娠していないことを証明できれば離婚後100以内でも再婚認められる


待婚期間(たいこんきかん)

夫婦男女トラブル関わる用語

女性が、前婚の解消または取消しの日以後再婚することが禁止される一定の期間。再婚禁止期間ともいう。
民法で前婚の解消または取消しの日から6ヶ月間と定められている。この期間が設けられ趣旨は、生まれた子の父親が、前夫後夫のいずれであるかについて紛争生じることを未然防止するというものである


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再婚禁止期間

(待婚期間 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/03 03:52 UTC 版)

再婚禁止期間(さいこんきんしきかん)とは、女性)が前婚の解消または取消しの日から再婚することができない100日間の婚姻届不受理期間を指す。待婚期間とも呼ばれる。これは父性推定の混乱を防ぐ目的による。


注釈

  1. ^ 2016年の改正民法ができる前の1933年には「現在において受胎した事実がない」という医師の診断書を添付して離婚後6ヶ月以内の女性が婚姻届を提出した事例では、その婚姻届は受理されなかった先例があった。

出典



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