形名(型番)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/16 19:18 UTC 版)
日本における半導体素子の形名(型番)は、JEITA(社団法人 電子情報技術産業協会)の規格ED-4001A「個別半導体デバイスの形名」(1993年制定、2005年改正)に基づいて、形名と規格がJEITAに登録されている。それ以前はJIS C 7012:1982(1993年廃止)で以下のようにルール付けられていた(ED-4001Aとは細部において相違がある)。 2SAxxx PNP型バイポーラトランジスタ 高周波用 2SBxxx PNP型バイポーラトランジスタ 低周波用 2SCxxx NPN型バイポーラトランジスタ 高周波用 2SDxxx NPN型バイポーラトランジスタ 低周波用 2SFxxx サイリスタ 2SHxxx ユニジャンクショントランジスタ 2SJxxx Pチャネル電界効果型トランジスタ 2SKxxx Nチャネル電界効果型トランジスタ (xxxは11から始まる番号) バイポーラトランジスタと電界効果型トランジスタの大半は、このルールに基づいて命名されている。当該JIS規格はすでに廃止されているが、今日でも通称としてJIS形名またはEIAJ(JEITAの前身組織の日本電子機械工業会の略称)形名と呼ばれる。 ここで、高周波用と低周波用を区別する基準は特に定められておらず、メーカーの任意である。
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