当て振りの判別
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/25 02:59 UTC 版)
注意して聴けば実際に弾いていないことが分かる。 音と手の動きが合っていない。 ギターソロにギターのバッキングが入っている、ストリングスやホーンセクションが聞こえるなど演奏している楽器以外の音が聞こえる。コーラスの声が、歌っている人数よりも明らかに多い。(メインボーカルは実際に歌っていても、バックコーラスはオーバー・ダビングされたCD音源のものを使用していることも多い) ギターやベース、キーボードなどの電気/電子楽器にケーブルやワイヤレス機器などが接続されていない。普段のライブで使用している機材(エフェクターやアンプ、モニタースピーカーなど)が演奏者の足元などに用意されていない。 楽器の音を収録するマイクがセッティングされていない。ドラムで、バスドラムやタムなどに専用のマイクとシンバル用に2セットのマイク エレキギターやエレキベースで、アンプの前に設置するマイク(但し、アンプからダイレクト・ボックスを介してミキサーに送るライン入力という方法ではマイクを使わないため、一概には判断できない) 弦楽器や管楽器で、楽器の前・脇に設置したり楽器に直接装着して集音するマイク リズムの揺れやアドリブが一切無い。 ミックスやアレンジなどがCDの音源と全く同じ。 ミュージシャン自身がワザと楽器を反対に持つなどしてアピールする。特にロック系、パンク系バンドが大衆向け番組などで時折見せることがある。
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