弘南バス
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弘南バス株式会社(こうなんバス)は青森県弘前市に本社を置くバス事業者である。津軽地方を中心に運行されている。
- ^ 自動車部の分離は弘南鉄道経営陣としては本意ではなく、臨時株主総会も株主に押し切られて止む無くの開催だった。
- ^ 弘前バスへの売却という形態を採っているものの、実際には弘南鉄道の子会社としてスタートした。これは弘南鉄道の株主の意向には配慮するものの、これまで多額の投資をしてきたバス事業は手放したくないための折衷策であった。その後、業績の拡大に伴って資本の増大を図る必要性があり、利益の還元は利用者全体に浸透させるべきとの2代目社長の考えから、少人数による株式の占有を廃し、役員の協力を得て1952年1月に持ち株を公開した。現在は弘南バスと弘南鉄道との間に役員の兼務はあるものの、直接的な資本関係はない。
- ^ 当時の車輌は配給されるバス以外はシボレーやフォード等の中古外国車で、大東亜戦争(太平洋戦争)の開戦と同時に純正部品の供給がストップし、戦局の悪化で代用可能な部品も底をついた。車内のガラスが割れても配給ガラスがないので板を打ちつけて凌いだ。
- ^ 1950年代に入ると、弘前電鉄ではバス部門設置の動きがあった。また、弘前市では市営バス設立に向けて準備が進んでいた。弘南バスでも弘前市内の路線拡充が利用者から求められていた。このような背景から弘前市内路線の免許申請が3社から同時期に請願されたが、仙台陸運局による聴聞会や運輸省に於ける公聴会を経て、1956年6月に弘南バスのみに認可する裁定が下された。
- ^ 2014年2月28日をもって運行休止
- ^ 2002年の東北新幹線八戸駅開業に合わせ、JR東日本は弘前駅発着の特急「つがる」の運行を開始し、それまでの「ヨーデル号」の利用客の多数がJRに流れてしまい、現在はかなり厳しい状況にある。
- ^ 「弘前 - 青森線」「五所川原 - 青森線」は東北道経由で運行、「弘前 - 八戸線」(南軽号)や「弘前 - 大館線」は他社と共同運行するが、いずれの路線もJRとの競合で利用が伸び悩み、相次いで撤退するなど、短距離の高速路線は不調に終わった。
- ^ 2006年4月に弘南バスに再移管している。
- ^ 対象路線は「浜の町経由 弘前駅 - 藤代営業所線」「弘前駅 - 石渡線」「駒越経由 弘前駅 - 藤代営業所線」「弘前駅 - 四中校線」。
- ^ 在青の一般路線バス事業者としては最後の導入である。
- ^ 弘南バス 路線バスの乗り方 - 2023年3月配信
- ^ 弘南バス 全線マップ完成 - 陸奥新報WEB版・2024年3月21日配信
- ^ 出典:『小泊村史』上巻1494頁「第5編 明治・大正期と昭和初期(終戦まで)の小泊」・「第7章 交通および災害」内に記載の『「弘南バスKK30年のあゆみ」から引用』より。
- ^ 「新編 弘前市史 年表・索引編」(弘前市企画部企画課・2006年2月14日発行)209頁「同 六 (一九九四) 政治・行政・産業・経済等」より。
- ^ 土曜日は、2014年1月から2023年2月18日まて、利用不可だった。
- ^ 【高速バス】東京線ブランドリニューアルキャンペーン - 弘南バス・2022年10月19日更新
- ^ ICカード愛称決定について - 弘南バス・2022年5月27日更新
- ^ 『弘南バスにおける「地域連携ICカード」を利用したIC乗車サービスの提供について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道・弘南バス、2022年10月27日 。2022年10月27日閲覧。
- ^ a b ICカード「MegoICa」のデザインとサービス開始日について - 弘南バス・2022年12月20日更新
- ^ a b 弘南バス路線バスの乗り方 - 弘南バス・2023年3月配信
- ^ 弘南バス 乗務員不足深刻化で4月減便 - 陸奥新報WEB版・2023年3月1日配信
- ^ a b 黒石駅前案内所閉店のお知らせ - 2023年4月20日配信
- ^ 弘南バス 相馬線を西目屋村役場線に統合 - 陸奥新報WEB版・2023年10月19日配信
- ^ 【路線バス】2023年度 冬期ダイヤ改正について - 弘南バス・2023年11月16日配信
- ^ 【高速バス】弘前盛岡線(ヨーデル号)のダイヤ改正について - 弘南バス・2023年12月20日配信
- ^ 2024年4月15日東奥日報(goo) 青森市浪岡で乗り合いデマンド交通スタート
- ^ 弘前駅前案内所の臨時休業について - 弘南バス・2023年2月17日更新
- ^ a b c d e f g 実際の表記では、丸の中に数字が書かれている。
- ^ https://jpon.xyz/s/2000/011-251-1910 2000年版の電話簿にはあったが、2007年版の電話簿はないのでこの間に閉鎖
- ^ 鯵ヶ沢駅前案内所閉鎖のお知らせ - 弘南バス・2018年5月2日
- ^ 黒石駅前案内所の定休日設定について(2023年3月27日配信)
- ^ 『えんぶり号』運行日変更のお知らせ (PDF) - 弘南バス・2016年3月15日リリース
- ^ a b “長距離高速バス「ノクターン号」弘前ゆきの運行について”. 京浜急行バス (2021年2月15日). 2021年2月15日閲覧。
- ^ 【高速バス】津輕号の運行について 2021.04.05 弘南バスホームページ
- ^ 35周年「ノクターン号」運行再開とキャンペーンについて 2021.12.07 弘南バスホームページ
- ^ 【高速バス】東京線ブランドリニューアルキャンペーン 2022.11.23 弘南バスホームページ
- ^ 【高速バス】弘前盛岡線(ヨーデル号)のダイヤ改正について - 弘南バス・2023年12月20日配信
- ^ 青森県内バス事業者に広がる路線減便・縮小 東奥日報・2024年3月31日
- ^ 弘南バス全線マップ完成 陸奥新報・2024年3月21日
- ^ 「つがる克雪ドーム前、はるにれ団地、中央5丁目」を通らなくなり、再び「栄町」を通るルートに変更。(令和6年度)夏期ダイヤ改正のお知らせ 弘南バス・五所川原管内 2024年3月8日リリース
- ^ (碇ケ関駅前、碇ケ関郵便局前、碇ケ関下町、碇ケ関、碇ケ関上町、舟岡、岩淵公園前を廃止し、道の駅いかりがせきを新設)(令和6年度)夏期ダイヤ改正のお知らせ 弘南バス・弘前管内 2024年3月5日リリース
- ^ 2023年度冬期ダイヤ改正について 五所川原管内
- ^ (2024年度)夏期ダイヤ改正のお知らせ 五所川原管内
- ^ 2023年度冬期ダイヤ改正について 五所川原管内
- ^ 弘南バス (2024年度)夏期ダイヤ改正のお知らせ
- ^ 弘南バス (2024年度)夏期ダイヤ改正のお知らせ
- ^ 弘南バス (2024年度)夏期ダイヤ改正のお知らせ
- ^ 弘南バス (2024年度)夏期ダイヤ改正のお知らせ
- ^ 弘南バス (2024年度)夏期ダイヤ改正のお知らせ
- ^ a b 【11月1日改正】相馬庁舎線・西目屋村役場線の統合について
- ^ 弘南バス 暗門白神号
- ^ 弘南バス 2023年度冬期ダイヤ改正について 五所川原管内
- ^ (2024年度)夏期ダイヤ改正のお知らせ 五所川原管内
- ^ 2020年10月1日より「小泊(十三経由)」線を変更して「市浦庁舎前」が終点となった。五所川原市 弘南バス路線変更のお知らせ
- ^ a b c d e 2023年度 夏期ダイヤ改正について 五所川原管内
- ^ 弘南バス 2023年度冬期ダイヤ改正について 五所川原管内
- ^ 弘南バス 2023年度冬期ダイヤ改正について 五所川原管内
- ^ (2024年度)夏期ダイヤ改正のお知らせ 五所川原管内
- ^ NHK青森ニュース 子どもたちがICカードを使ったバスの乗り方学ぶ 五所川原市
- ^ 2021年4月1日から始終点が「鯵ヶ沢本町」から「鯵ヶ沢駅前」に変更された。令和3年度夏期時刻改正のお知らせ 鯵ヶ沢管内 弘南バス・2021年3月17日リリース
- ^ 2023年4月1日から「深浦校舎前バス停」廃止に伴い「深浦診療所前」を全便通るように変更された。令和5年度夏期時刻改正のお知らせ 鯵ヶ沢管内 弘南バス・2023年3月27日リリース
- ^ 十二湖線 時刻表
- ^ 五所川原営業所には、スクールバスのマークを付けた専用車両が存在している
- ^ 【臨時】特急 弘前~青森線運行のお知らせ(8月16日で運行終了) - 弘南バス・2022年8月16日リリース
- ^ 『東奥年鑑1999年版』記録編258頁「市町村の姿 - 五所川原市 おもなできごと」
- ^ 沿線住民が運行費用の一部を負担する制度で、各世帯ごとにセット回数券(藍内線では月1,000円・年12,000円)を購入。
- ^ 『東奥年鑑1998年版』(東奥日報社・1997年9月1日発行)214頁「市町村政 - 市町村現況」の「相馬村 おもなできごと」より(これに『弘前 - ロマントピア線運行開始』の記載有り)。
- ^ 賀田線(真土経由)の廃止について 2017年3月15日 弘南バスホームページ
- ^ a b 川先線・小比内線の廃止について 2017年9月6日 弘南バスホームページ
- ^ a b c d バス路線の見直しについて 2018年9月5日 弘南バスホームページ
- ^ 時刻改正のお知らせ 2018年11月13日 弘南バス黒石営業所掲示案内
- ^ 福田線の廃止について 2019年2月24日 弘南バスホームページ
- ^ 浜の町線の廃止と石渡線の運行及び、堂ヶ沢線の変更について 弘南バス・2021年3月17日リリース
- ^ 弘前~船沢・三ツ森線廃止のお知らせ 2021年3月17日 弘南バスホームページ
- ^ a b 2023年度 夏期ダイヤ改正について 弘前管内
- ^ (2024年)夏期ダイヤ改正のお知らせ 弘前管内
- ^ 木造駅舎建て替え(旧駅舎時代)までは、木造駅前に乗り入れていた。
- ^ a b 市内路線バス「藻川線の再編」および「金木線」の廃止について - 五所川原市・広報ごしょがわら平成30年12月号
- ^ a b c 2020年4月1日 夏期ダイヤ改正について 五所川原管内お知らせ - 弘南バス・2020年3月24日リリース
- ^ 中里駅前~奥津軽いまべつ駅前線の廃止について - 弘南バス・2020年9月23日リリース
- ^ 五所川原管内お知らせ
- ^ 『陸奥新報』1980年4月28日付け朝刊13面「『長坂線』が開通 黒石 化粧バスで試乗会」記事。
- ^ a b c 黒石管内の路線の統廃合について - 弘南バス・2020年11月10日リリース
- ^ 2022年度 冬期ダイヤ改正について - 弘南バス・2022年11月1日リリース
- ^ 2024年4月15日東奥日報(goo) 青森市浪岡で乗り合いデマンド交通スタート
- ^ マエダシャトルバス運行終了について
- ^ a b c d 鰺ヶ沢町内路線の廃止について 弘南バスホームページ 2017年3月15日
- ^ a b 「鯵ヶ沢営業所」は庁舎前のバス停に通過予定時刻の記載があり、車内アナウンスもあるが、実際には町道を直進し、営業所方向には進入しない。乗車の際は町道沿いに出て、手を上げてバスを止める(フリー乗降区間のため)。
- ^ 『広報あじがさわ』昭和40年8月第68号1頁「長平町にバス開通 将来定期バス化要望」
- ^ 『広報あじがさわ』昭和41年5月第74号1頁「鯵ヶ沢~バス開通~長平(改行)(経由鯵ヶ沢駅、建石)」より。
- ^ 地域連携ICカードMegoICa(メゴイカ)のサービスについて
- ^ MegoICaのはじめかた
- ^ ICカード「MegoICa」のパンフレット・動画のご案内
- ^ a b 弘南バス 地域連携ICカードMegoICa(メゴイカ)のサービスについて
- ^ 弘南バス 津軽漫遊フリーパス
- ^ 2014年1月から2023年2月18日までの土曜日は利用不可だった。
- ^ 冬季(12月 - 3月)は「ためのぶ号」が運休となる為、3路線となる。
- ^ 紙式乗車券の最終利用日は、2023年2月23日の天皇誕生日。
- ^ 弘南バス 地域連携ICカードMegoICa(メゴイカ)のサービスについて
- ^ バス運行対策補助金 弘南バスホームページ
- ^ 「現役レトロバス、弘大が譲渡」 東奥日報 2015年4月9日(木) 「レトロバスで秘境駅ツアー/深浦」 なびたび北東北 2023年1月16日(月)
- ^ 2010年冬期ダイヤ改正は、東北新幹線新青森駅開業に伴い12月4日に実施した。
- ^ 下記記載の『ふらいんぐうぃっち』の第1話では、主人公の木幡真琴が弘前駅前で後扉から乗車するシーンがあるが、実際はこの様な乗車方法は行われない。
- ^ 【車内動画】弘前市内を走る弘南バス(その1)
- ^ 【車内動画】弘前市内を走る弘南バス(その2)
- ^ 2011年度までは8:55まで。
- ^ AOPASS利用ガイド (PDF) - 青森市・2022年3月更新
- ^ 五所川原発着便は「青森駅前~大釈迦北口」間、黒石発着便は「青森駅前~浪岡」間が青森市市バス浪岡線(大釈迦経由)との重複区間。
- ^ 昭和のデザイン ツバメバス復活 弘南バス - 北海道新聞・2022年4月3日配信
- ^ 弘南バスカード愛称は「メゴイカ」 - 東奥日報・2022年5月27日配信
- ^ メゴイカ サービス開始/弘南バス - 陸奥新報・2023年2月26日配信
- ^ 弘前-相馬線運賃表(参考リンク) (PDF) 及び弘前-大秋線運賃表(参考リンク) (PDF) - 弘南バスホームページ・停留所名に「下湯口」及び「下大秋入口」がある。
- ^ この「下湯口バス停」を含む一部バス停がコラボバス停として設置されている。ふらいんぐうぃっちコラボ企画について - 弘南バスホームページ(2016年4月18日リリース)
- ^ なお、第1話と第7話では、木幡真琴のペットである黒猫のチトがバスに乗ってるシーンがあるが、『「身体障害者補助犬法」に基づき認定された身体障害者補助犬(身障者と同伴する場合のみ)』以外は原則ペット・動物は乗せられない。よくある質問 - 弘南バスホームページ
- ^ a b c d 沿革の記述にあたって、弘南バスと弘南鉄道の創立記念誌を参考にしたが、弘南バス創立前の状況に一部相違があり、弘南鉄道時代の出来事であるという観点から、正確性に欠く恐れはあるが、弘南鉄道の創立記念誌での記載内容を優先した。
- ^ 平成23年4月1日改正 以前
- ^ 平成23年12月1日改正 以降
- ^ 平成22年12月4日改正 以前
弘南バス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 23:03 UTC 版)
「新宿高速バスターミナル」の記事における「弘南バス」の解説
2013年7月16日より弘南バスが乗り入れ開始。 東京・新宿 - 青森「津輕号」 東京・新宿 - 八戸・七戸十和田・野辺地・青森「えんぶり号」 新宿・東京 - 弘前・五所川原「パンダ号」「津輕号」は元から高速路線バスとして運行していたが、「えんぶり号」「パンダ号」は元はツアーバスであった。新高速乗合バス制度の施行に伴い2013年より高速路線化。
※この「弘南バス」の解説は、「新宿高速バスターミナル」の解説の一部です。
「弘南バス」を含む「新宿高速バスターミナル」の記事については、「新宿高速バスターミナル」の概要を参照ください。
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