島本町長1期目
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1期目は、2017年(平成29年)4月21日から2021年(令和3年)4月20日である。維新による強引な合併反対を掲げ当選し、政治経験のない新人首長ながら、子育て・教育に力を入れ、大阪府内ワーストワンの保育所待機児童率を1期で解消するなどの実績を残した。 2017年4月21日、初登庁日。自宅から自転車で向かい、多くの住民が見守る中で庁舎前にて職員らによる初登庁セレモニーが行われた。その様子はケーブルテレビJ:COM 高槻で放映された。 2021年(令和3年)4月18日、島本町議会議員・町長選挙執行。前回と同じく元大阪市長の平松邦夫や前町長の川口裕ら、新たに現職の茨木市長の福岡洋一の推薦を受け、大阪維新の会を直前に離党し無所属で前島本町議の塚田淳らをダブルスコアにて下して再選した。 2017年(平成29年)の前回の選挙において山田を応援した末岡は、町内全域で一律に20メートル以下とした建築物の高さ制限条例案を自ら起稿し住民直接請求を行ったが、「一律規制は異例で、まちづくりへの影響が大きいことから大半の議員が反対にまわり」否決されたことに発し、今回の選挙では対立候補となり、JR島本駅西側開発や町営水道について訴えた。一方、元維新の塚田は「副町長不在、決算不認定、庁舎建替不要」など町政が異常事態であると指摘するネガティブキャンペーンを交えた選挙を大阪維新の会公認の町議候補らと連携して展開したが、交差点の長時間占拠、適格外車両の使用や物量を押し出した選挙手法に警察官が安全のため移動を求める事態となり、島本町選挙管理委員会へ非難と苦情が殺到した。投票日翌日の当選証書付与式において「今回は住民からの苦情、クレームが特に多かった。選挙違反にはならずとも、フェアプレイに努めるようにお願いしたい」と島本町選挙管理委員会選挙長の総括の中で指摘された。 山田は「今回の選挙で他候補が主張されたことも、私としてはひとつの考え方として、一度は受け止める必要があると考えていますし、指摘されたことで改善できることはしていきたいと思います。もちろん譲れないこともありますが、それはこの選挙を通して主張してきたことです。(中略)誰もが多様性を認め合い住民の皆様がまちづくりの当事者として、行政と協働していただきますよう、これからもよろしくお願いいたします。」と当選証書付与式後に述べている。 ※当日有権者数:25,871人 最終投票率:59.51%(前回比:-2.00pts) 候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持山田紘平 36 無所属 現 8,292票 55.18% 塚田淳 39 無所属(直前に離党) 新 3,844票 25.58% (支持)大阪維新の会 末岡友行 38 無所属 新 2,892票 19.24%
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