小泉又次郎とは? わかりやすく解説

小泉又次郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/19 07:56 UTC 版)

小泉 又次郎(こいずみ またじろう、1865年6月10日慶応元年5月17日〉 - 1951年昭和26年〉9月24日)は、日本政治家。第87-89代内閣総理大臣小泉純一郎の祖父。横須賀市長逓信大臣衆議院副議長などを歴任した。大衆政治家で、入れ墨があったことから「いれずみ大臣」「いれずみの又さん」などの異名をとった。神奈川県平民[2]


  1. ^ 『官報』第5749号、昭和21年3月15日。
  2. ^ a b c 『人事興信録. 7版』(1925年)こ二
  3. ^ 作家火野葦平著『青春の岐路』によると、「請負師も、小頭も、仲仕も、ほとんどが、酒とバクチと女と喧嘩とによって、仁義や任侠を売りものにする一種のヤクザだ。大部分が無知で、低劣で、その日暮らしといってよかった。普通に考えられる工場などの労働者とはまるでちがっている」という。
  4. ^ a b c d e 梅田功『変革者 小泉家の3人の男たち』28頁
  5. ^ a b 梅田功『変革者 小泉家の3人の男たち』29頁
  6. ^ a b 河瀬蘇北『現代之人物観無遠慮に申上候』121頁
  7. ^ a b c d 梅田功『変革者 小泉家の3人の男たち』31頁
  8. ^ 梅田功『変革者 小泉家の3人の男たち』59頁
  9. ^ 梅田功『変革者 小泉家の3人の男たち』32頁
  10. ^ 入れ墨を入れている者は軍人になることができなかった。又次郎が背中から二の腕、足首まで彫った入れ墨は、九門竜だったとも「水滸伝」の魯智深(ろちしん)、すなわち花和尚だったともいわれる(佐野眞一『小泉純一郎――血脈の王朝』140頁)。ただし、藤原肇は「“軍人になるのを諦めるために刺青を彫った”という話はつくり話であり、やはりテキ屋の親分になるために彫ったという方が真相に近い」と解釈している(『小泉純一郎と日本の病理』39-40頁)。
  11. ^ 岩崎大輔『ダークサイド・オブ・小泉純一郎』58頁
  12. ^ a b 梅田功『変革者 小泉家の3人の男たち』34頁
  13. ^ 記事
  14. ^ 河瀬蘇北『現代之人物観無遠慮に申上候』122頁
  15. ^ 1884年(明治17年)の記録では、自由党の280名に対して改進党は16名
  16. ^ 島田は立憲改進党の創設にも加わった言論人。尾崎行雄の盟友で、足尾鉱毒事件田中正造と活動を共にして天皇への直訴状をつくった
  17. ^ 梅田功『変革者 小泉家の3人の男たち』38頁
  18. ^ a b c d e f g h i j k l m n 梅田功『変革者 小泉家の3人の男たち』39頁
  19. ^ 梅田功『変革者 小泉家の3人の男たち』43頁
  20. ^ 又次郎が衆議院副議長に選出された三日後、朝日新聞は一面に漫画家岡本一平(芸術家岡本太郎の父)が描く又次郎のコミカルな漫画を掲載している。ゴリラ背広を着たようなその絵はまさに「野人」を表現したものだった(梅田功『変革者 小泉家の3人の男たち』55頁)
  21. ^ a b c d e f g 梅田功『変革者 小泉家の3人の男たち』56頁
  22. ^ a b c 梅田功『変革者 小泉家の3人の男たち』57頁
  23. ^ a b 梅田功『変革者 小泉家の3人の男たち』58頁
  24. ^ 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、貴族院事務局、1947年、54頁。
  25. ^ 佐野眞一『小泉政権 ― 非情の歳月』161頁
  26. ^ a b c d 梅田功『変革者 小泉家の3人の男たち』40頁
  27. ^ 梅田功『変革者 小泉家の3人の男たち』45頁
  28. ^ a b c d e f g 梅田功『変革者 小泉家の3人の男たち』47頁
  29. ^ 梅田功『変革者 小泉家の3人の男たち』53頁
  30. ^ a b c d e f 梅田功『変革者 小泉家の3人の男たち』54頁
  31. ^ a b c d e f g 梅田功『変革者 小泉家の3人の男たち』49頁
  32. ^ 睥睨(へいげい)とは、1.にらみつけて勢いを示すこと、2.横目でじろりとにらみつけること。
  33. ^ 梅田功『変革者 小泉家の3人の男たち』50頁
  34. ^ 梅田功『変革者 小泉家の3人の男たち』60頁には「これが本当かどうかはわからないが、これまでの政治家にはない「茶化し甲斐のある」大臣だったのだろう」とある
  35. ^ 猪野健治『侠客の条件 吉田磯吉伝』95-96頁
  36. ^ 梅田功 『変革者 小泉家の3人の男たち』58-59頁
  37. ^ 梅田功 『変革者 小泉家の3人の男たち』57頁
  38. ^ 梅田功 『変革者 小泉家の3人の男たち』60頁
  39. ^ 佐野眞一『小泉政権 ― 非情の歳月』153頁
  40. ^ 『官報』第779号「叙任及辞令」1929年8月3日。
  41. ^ 『官報』第1499号・付録「辞令二」1931年12月28日。
  42. ^ 『官報』号外「叙任及辞令」1938年2月11日。
  43. ^ 『官報』第4438号・付録「辞令二」1941年10月23日。
  44. ^ 『官報』第977号「叙任及辞令」1930年4月5日。
  45. ^ a b c d e f g 『人事興信録. 4版』(大正4年)こ二
  46. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 『人事興信録. 9版』(1931年)コ四
  47. ^ 佐野眞一 『小泉政権 ― 非情の歳月』157-158頁
  48. ^ a b c d 『人事興信録. 第11版』(1937年)上コ六
  49. ^ a b 佐野眞一 『小泉政権 ― 非情の歳月』147頁
  50. ^ a b 佐野眞一『小泉政権 ― 非情の歳月』148頁
  51. ^ 佐野眞一『小泉政権 ― 非情の歳月』149頁
  52. ^ 佐野眞一『小泉政権 ― 非情の歳月』150頁
  53. ^ 猪野三郎監修『第十版 大衆人事録』(1934年)コ七頁より
  54. ^ 梅田功『変革者 小泉家の3人の男たち』87頁
  55. ^ 佐野眞一『小泉政権 ― 非情の歳月』155-156頁


「小泉又次郎」の続きの解説一覧



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「小泉又次郎」の関連用語

小泉又次郎のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



小泉又次郎のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
株式会社思文閣株式会社思文閣
Copyright(c)2024 SHIBUNKAKU Co., Ltd. ALL RIGHTS RESERVED.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの小泉又次郎 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS