存続議論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/05 04:49 UTC 版)
後述の通り、当駅の一日平均乗降者数は、2011年 - 2015年の11月調査日の平均で1人以下となっており、2016年(平成28年)7月上旬、JR北海道では当駅と南美深駅(美深町)、歌内駅(中川町)を2017年(平成29年)3月のダイヤ改正に合わせて廃止する意向を各地元自治体に伝えた。これに対し、音威子府村長の佐近勝は「将来の通学利用が予想される」として廃止反対の意向を示した。 駅の存続には、JRが実施してきた年間100万円から200万円のホーム修繕費を音威子府村が負担することが条件とされたが、同年11月25日、実際には修繕工事は行われていないことが判明し、条件面のすり合わせは一旦白紙状態となった。 その後音威子府村は、当駅の維持管理費90万円を2017年度一般会計予算に盛り込み、2017年3月末に駅舎管理についてJRと協定を結んだ。しかし、同様な対応をとった美深町と異なり、歌内駅の所在する中川町はJRとの交渉を拒否した。 2017年(平成29年)4月以降は、上記の3駅について、JR北海道が当面の間自社の費用で存続させる意向とされており、本駅については他市町村の廃止候補駅との調整が整い次第、村が従来から負担していた駅前の除雪費用に加え、ホーム上の除雪・光熱費等の維持経費を負担し存続することとし、自然災害による損傷・破損については協議の上修繕していくこととしている。 その後、2020年12月9日には、JR北海道が、当駅を含む18駅を、2021年度より地元自治体による維持管理に移行することを発表しており、翌2021年4月より音威子府村による維持管理に移行される予定である。
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存続議論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 14:46 UTC 版)
後述の通り、当駅の一日平均乗降者数は、2011年 - 2015年の11月調査日の平均で1人以下となっており、2016年(平成28年)8月下旬、JR北海道では幌延町内の3駅(当駅・糠南駅・下沼駅)を2017年(平成29年)3月のダイヤ改正に合わせて廃止する方針を所在する幌延町に伝えた。 しかし、幌延町では、2015年度より秘境駅を観光資源として活用した取り組みを始めた矢先であり、町長の野々村仁は北海道新聞社の取材に「廃止の提案は極めて遺憾で、到底受け入れられない」と述べている。 その後、町では検討の結果、「JR北海道の経費節減策又は費用確保策の全貌が明らかになり、沿線地域の対応の方向性が定まった時点で総合的に判断する」こととし、まずは1年間、町が駅の維持管理費用を負担する形で存続させることとし、平成29年度一般会計に3駅の維持管理費(除草・除雪・乗降場修繕費・駅設備検査・ホーム検査・電気検査・光熱水費)として163万円(うち当駅分として48.2万円)を計上している。 ただし、沿線自治体で費用負担に対する考え方の足並みがそろっていないことから、町では2018年(平成30年)1月時点で、JR北海道から町への費用負担の請求はなかったとしている。 2019年には、JR北海道が、宗谷本線沿線自治体で構成される宗谷本線活性化推進協議会に対し、当駅を含む2013年 - 2018年の1日当たりの平均乗車人員が3人以下の29駅を維持管理または廃止するかを2020年3月までに判断するように求めた。その後、幌延町では、「廃止容認2駅(安牛駅、上幌延駅)の中間点に位置すること」を理由に、当駅の維持管理を要望したこととした。 その後、2020年12月9日には、JR北海道が、当駅を含む18駅を、2021年度より地元自治体による維持管理に移行することを発表しており、翌2021年4月より幌延町による維持管理に移行される予定である。
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