奥州総奉行とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 労働 > 役職 > 奉行 > 奥州総奉行の意味・解説 

おうしゅう‐そうぶぎょう〔アウシウソウブギヤウ〕【奥州総奉行】

読み方:おうしゅうそうぶぎょう

鎌倉幕府職名奥州征伐後、葛西清重(かさいきよしげ)に始まり陸奥国御家人統率平泉郡の検非違使管轄行った


奥州総奉行

読み方:オウシュウソウブギョウ(oushuusoubugyou)

鎌倉幕府奥州管轄機関


奥州総奉行

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/19 07:35 UTC 版)

奥州総奉行奥州惣奉行(おうしゅうそうぶぎょう)とは、文治5年9月22日源頼朝文治五年奥州合戦の戦後処理のために任じた臨時職。守護相当の職制と考えられるが不明な点も多い。奥州合戦に功のあった下総国の住人葛西清重が任じられた。北条時政によって文筆能力を買われ、その推挙によって御家人となった京都出身の伊沢家景もしばしば「奥州総奉行」のひとりと見なされる。


注釈

  1. ^ 奥州合戦終了の際におこなった「吉書初」ののちの論功行賞で、葛西清重には、伊沢(胆沢)・磐井牡鹿江刺などの5郡および興田・黄海の2保があたえられている。入間田(1978)p.52
  2. ^ 武家の職制は律令制における官制のような整ったものではなく、従来の国衙機構や家政機関の延長上にありながら、それに新しい機能や要素が付加して成長したものである。したがって、その呼称には不安定なものが多く、命令系統も不定である場合が多い。奥州総奉行は鎮西奉行とともに、そうしたなかでうまれてきた臨時的な職制と考えられる。五味(2011)p.27

参照



「奥州総奉行」の続きの解説一覧

奥州総奉行

出典:『Wiktionary』 (2010/04/26 07:46 UTC 版)

名詞

おうしゅうそうぶぎょう

  1. 職名鎌倉幕府制度陸奥庶政司るもの。



奥州総奉行と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「奥州総奉行」の関連用語

奥州総奉行のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



奥州総奉行のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの奥州総奉行 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの奥州総奉行 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS