奈良電京都駅計画の変更
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 01:33 UTC 版)
「近鉄京都線」の記事における「奈良電京都駅計画の変更」の解説
奈良電が開業するにあたっては、当時の東海道線を跨線し、国鉄京都駅の烏丸口側(北側の中央口)に奈良電の高架駅を設ける予定であったが、工事速成の観点から八条口(南口)側に仮設駅を設けるよう、大阪鉄道局長から通達があり、仮設駅として開業した。この仮設であった駅は、昭和恐慌などの影響で計画自体が着手すらままならない状況のまま戦後を迎えた。東海道新幹線が建設される際にはその直上に新幹線の線路とプラットホームを設置し、奈良電の駅も高架3線化された。この際に仮設駅扱いであった現在の位置を本設駅として変更を行い、北側までの免許を取り消すことになった。
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