多摩川流司(たまがわ りゅうじ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/16 08:54 UTC 版)
「鯉ヶ窪学園探偵部シリーズ」の記事における「多摩川流司(たまがわ りゅうじ)」の解説
3年生。「部内においては絶対者として振る舞い、部外においては厄介者扱いされている」探偵部部長。関東の暴れん坊・東の横綱といった異名を持つ。本格ミステリーに関しては原理主義的な考え方を持っており、「ロジカル」「スマート」「クール」を求めているが、「常にその対極にある存在」というのが通の評価。口も態度も大きく、周囲に迷惑をかけることも多いが、憎めない性格。推理能力はけっして低くなく、真相に肉薄することもあるのだが、そのうかつな性格が災いして最終的には失敗が多い。野球はやるのも観るのも好きで、好きな打者は大豊泰昭。エラリー・クイーンのファンで、作中ではフェル博士ばりに“密室講義”を開陳したこともある。お好み焼きの焼き方にはうるさく、赤坂曰く「鉄板奉行」(広島風を推し、大阪風は邪道と称す)。しかしひっくり返すのをよく失敗する。先端恐怖症でもある。野生の蛇を素手で掴める。学園生徒の半分(つまり女子全員)の顔と名前を把握し友達であると豪語する。鯉ヶ窪学園生徒会長に中学時代告白して振られたことがある。得意な歌は『サザンオールスターズ』。卒業直前まで部長として活動しており、『探偵部への挑戦状』にて晴れて卒業となった(涼によると卒業すら危ぶまれたらしい)。長編シリーズと『探偵部への挑戦状』に登場。
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