増刊30話 邯鄲の夢 / 1992年8月
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今なお中国大衆の間で高い人気を誇る毛沢東。地方では毛沢東の肖像画が家内安全・一族息災のお守りになるとまで信じられ、飛ぶように売れていた。肖像画ブームの影には、保守派の重鎮・老青文の存在があった。大衆の毛信仰を利用した老の企みは、肖像画を大量に流すことで北京政府の権威を失墜させようとすることにあり、老の企みを見抜いた中国政府はゴルゴにコンタクトをとり彼を北京に招く。が、ゴルゴに示された標的は、老青文ではなく毛の肖像画であった。
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