土留とは? わかりやすく解説

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つち‐どめ【土留(め)】

読み方:つちどめ

瓦屋根の葺(ふ)き土が滑り落ちるのを防ぐために、土居(どい)または裏板に横に打ちつける幅の狭い木。土留め(ざん)。

山や土手土砂崩れを防ぐために設ける柵(さく)や(くい)。山留め。どどめ。


ど‐どめ【土留(め)】

読み方:どどめ

斜面土砂崩れ落ちるのを防ぐために柵などを設けること。また、その工作物


土留

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/19 06:51 UTC 版)

土留(どどめ[1]英語:retaining wall)とは、法面や段差の崩壊を防止するために設置される構造物である。自立式土留構造の土留は擁壁ともいう。 仮設構造物においては、開削工法により掘削を行う場合に、周辺土砂の崩壊を防止すること、また、止水を目的として設けられる仮設構造物をいい、土留め壁と支保工からなる。土留め壁には親杭横矢板壁、鋼矢板壁、鋼管矢板、壁柱列敷連続壁、および地中連続壁がある。[2]


  1. ^ 瓦葺き屋根の葺き土の滑落を防ぐために打ちつける部材は「土留(つちどめ)」と呼ばれる。- コトバンク
  2. ^ 公益社団法人日本道路協会 『道路土工仮設構造物工指針』、2頁。 


「土留」の続きの解説一覧

土留

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/24 15:46 UTC 版)

土塁」の記事における「土留」の解説

土塁叩いて固めることで完成時乾燥する固く頑丈となるが、土砂でできているものであるため風雨弱く叩き締めた状態のままにしておくと土砂流出して崩壊してしまう恐れがあった。こうした斜面崩壊を防ぐために土留を施す。 土塁法面に、植えて繁殖させることで土塁崩壊防いだ植えたものを土居(しばどい、しばどゐ)といい、積土に混ぜ叩き固めたものもある。植えられるだけでなく、ジャノヒゲ小笹熊笹、竹なども植えられた。特に竹を植えたものは豊臣秀吉による御土居京都府)や津山城岡山県)にその例があり、津山城では「竹土手」と呼ばれていた。また、熊笹植えたものは「熊笹土塁」とも呼ばれ降雪の多い地域の城に例が多い。 また、土留には腰巻石垣こしまきいしがき)という、底辺部に低く積んだ石垣用いられた。

※この「土留」の解説は、「土塁」の解説の一部です。
「土留」を含む「土塁」の記事については、「土塁」の概要を参照ください。

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