擁壁とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 建設 > 家屋 > > 擁壁の意味・解説 

よう‐へき【擁壁】

読み方:ようへき

土木工事で、土を切り取った崖や盛り土保持するための壁状の築造物。かこい壁。


擁壁


擁壁

盛土切土などの土をささえる構造物

土圧およびその土の上載る荷重地震力、地盤の支持力および擁壁の自重などを条件として部材および擁壁全体転倒すべり出し対す安定性求めて設計する

擁壁の種類にはコンクリート動式、鉄筋コンクリートの片持ばり式、控え壁や、支え壁などの扶壁式などの他、石積みや、鋼矢板木さくなどがある。


擁壁(小)

擁壁
擁壁は、河岸などの斜面保護するためのコンクリート製しっかりした壊れにくい石の工作物で、高さが2メートル以上、長さ75メートル上のものをあらわします
擁壁(小)は、正射影の幅が12.5メートル未満のものを適用します。
1:25,000地形図神栖
千葉県神栖町付近の地形図

コンクリート製の擁壁;千葉県神栖町
擁壁(小)の画像

※擁壁の外(海)側に消波ブロック水制)がある。
ようへき

擁壁(大)

擁壁
擁壁は、河岸等の斜面保護するためのコンクリート製または堅固な石積工作物適用し、高さ2メートル以上、長さ75メートル上のものを表示します
擁壁(大)は、正射影の幅が12.5メートル上のものを適用します。
1:25,000地形図与野
埼玉県富士見市付近の地形図


擁壁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 06:06 UTC 版)

擁壁(ようへき)は、土壌安息角を超える大きな高低差を地面に設けたいときに、土壌の横圧に抗して斜面の崩壊を防ぐために設計・構築される壁状の構造物である。土留と称されることもあり、一般に土留は簡素で一時的な構造を、擁壁は本格的で長期的な構造を指す。


  1. ^ Crosbie, M. & Watson, D. (Eds.). (2005). Time-Saver Standards for Architectural Design. New York, NY: McGraw-Hill.
  2. ^ Ching, F. D., Faia., R., S., & Winkel, P. (2006). Building Codes Illustrated: A Guide to Understanding the 2006 International Building Code (Building Codes Illustrated) (2 ed.). New York, NY: Wiley.
  3. ^ Terzaghi, K. (1934), Large Retaining Wall Tests, Engineering News Record Feb. 1, March 8, April 19 
  4. ^ 2006 International Building Code Section 1806.1.
  5. ^ Segmental Retaining Walls”. National Concrete Masonry Association. 2008年3月24日閲覧。


「擁壁」の続きの解説一覧

「擁壁」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



擁壁と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「擁壁」の関連用語

擁壁のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



擁壁のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
サムシングサムシング
Copyright (c) 2024 SOMETHING,LTD. All Rights Reserved
サムシング地盤関連用語集
建機プロ建機プロ
Copyright (c) 2024 SHIN CATERPILLAR MITSUBISHI LTD.All rights reserved.
キャタピラージャパン建機プロ -次世代の砕石業研究会-
リフォーム ホームプロリフォーム ホームプロ
Copyright(c)2001-2024 HOMEPRO CO.,LTD ALL RIGHTS RESERVED.
国土交通省国土地理院国土交通省国土地理院
Copyright. Geographical Survey Institute. ALL RIGHTS RESERVED.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの擁壁 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS