国民大会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/04 13:37 UTC 版)
- 1 国民大会とは
- 2 国民大会の概要
- 3 概要
- 4 成立背景
- 5 国民大会凍結後の憲法
国民大会(凍結)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 08:57 UTC 版)
詳細は「国民大会」を参照 国民大会は、かつては国民の最高政権行使機関であり、立法院を通過した憲法修正案を再審査することを任務としていた。当初は任期を持った常設機関であったが、憲法修正案の再審査が必要になったときに臨時に選挙され、招集される非常設機関となり、2005年の改正憲法(賛成249票、反対48票)により凍結された。以下では、2005年改正前の憲法での国民大会について説明する。 中華民国が中国大陸を実効統治していた時代、国民大会は、各県・市ならびに「地方」(蒙古・西蔵)、外国在留華人、職業・婦女団体から選出された代表によって選出されることになっていた。1947年~1948年の選挙で大陸部から選出された議員が終身代表となったために実効統治区域の民意が反映されにくい状況が続いていたが、李登輝総統の就任後に各種改革が行われて4年ごとに全面改選が行われるようになった。憲法制定当初は総統・副総統の選挙・罷免権も持っていたが、憲法改正で1996年から総統の選出方法が国民の直接選挙になったためこの権限は凍結された。 議席は300。政党別比例代表制で選挙され、議員の国民会議における投票行動は所属政党の方針に従うものとされていた。当選者の4人に1人を女性、30人に1人を先住民としなくてはならないと国民大会選挙法によって規定されていた。
※この「国民大会(凍結)」の解説は、「中華民国の政治」の解説の一部です。
「国民大会(凍結)」を含む「中華民国の政治」の記事については、「中華民国の政治」の概要を参照ください。
「国民大会」の例文・使い方・用例・文例
固有名詞の分類
- 国民大会のページへのリンク