国民交響楽団とは? わかりやすく解説

国民交響楽団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/30 07:04 UTC 版)

小松平五郎」の記事における「国民交響楽団」の解説

小松平五郎1927年12月に国民交響楽団を組織した楽団名は「国民交響管弦楽団」とも称していた。楽団目的は、交響管弦楽研究すること、日本人作品発表すること、などであった楽団員早稲田慶應学生主体であり、1929年時点80名近い団員所属していた。 1928年2月19日第1回演奏会日本青年館開催ハイドンオクスフォード交響曲」、シューベルト未完成交響曲」、モーツァルト劇場支配人序曲」を小松指揮した。その年には4回の研究発表会称する演奏会開催し大小20数回演奏引き受けている。 1929年5月14日にはアルス音楽鑑賞会の後援受けて第5回演奏会開催しベートーヴェンの「第2交響曲」、プッチーニヴェルディアリア2曲(ソプラノ平井美奈子)、シベリウスの「フィンランディア」を小松指揮した。翌6月30日第6回演奏会ではメンデルスゾーンの「イタリア交響曲」、ベートーヴェンの「コリオラン序曲」、宮城道雄の箏協奏曲越天楽」が演奏された。また12月2日に「ベートーヴェン祭」として「エグモント序曲」「第1交響曲」「コリオラン序曲」「第5交響曲」をプログラムした第7回演奏会案内記事確認できる1930年前半開催第8回演奏会では、大木正夫交響無言詩」、箕作秋吉組曲 亡き子に」、石川義一作品演奏された。10月16日日本青年館において第9回演奏会開催ベートーヴェン「第8交響曲」、古関裕而作曲交響詩大地反逆初演四家文子独唱によるオペラアリアを小松指揮している。

※この「国民交響楽団」の解説は、「小松平五郎」の解説の一部です。
「国民交響楽団」を含む「小松平五郎」の記事については、「小松平五郎」の概要を参照ください。

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