みやぎ‐みちお〔‐みちを〕【宮城道雄】
宮城道雄 みやぎ みちお
兵庫生まれ。箏曲家、作曲家。幼少期に失明、二代目中島検校に師事し、生田流筝曲を学ぶ。免許を受けた後朝鮮に渡り、明治42年(1909)「水の変態」を作曲・初演する。大正6年(1917)東京に移住、8年(1919)に第1回作品発表会を行う。その後「越天楽変奏曲」、「春の海」などの作品を発表するとともに、十七絃琴の考案など楽器の改良にも尽力する。昭和5年(1930)東京音楽学校講師、12年(1937)教授となる。23年(1948)芸術院会員。
キーワード | 芸術家 |
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宮城道雄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/28 03:16 UTC 版)
宮城 道雄(みやぎ みちお、1894年〈明治27年〉4月7日 - 1956年〈昭和31年〉6月25日)は、日本の作曲家・箏曲家である。兵庫県神戸市生まれ。旧姓は菅(すが)[1]。十七絃の開発者としても知られる。大検校であったため、広く『宮城検校』と呼ばれた。
註釈
- ^ ただし、道雄自身にとって宮城検校と呼ばれることは喜ばしいことではなかった[5]。
- ^ 当時の国鉄客車のドアは手動で鎖錠装置も設置されておらず、走行中でも自由に開閉できた。通勤電車等は自動ドア化が進んでいたが、客車はこの事故の直後に設計された20系(1958年製造開始)が鎖錠装置設置の初例で、国鉄分割民営化直前の1986年頃まで手動ドアで運行される列車が多数残存した。
- ^ 高峰秀子は宮城に箏を教わった10日ほどの間に、彼が階段から足を踏み外して階下に転落する様子をたびたび目撃していた[5]。
- ^ 刈谷市神田町3丁目、北緯34度59分18.3秒 東経137度00分52.8秒 / 北緯34.988417度 東経137.014667度
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 平山けい子 (1995), “宮城道雄”, 日本大百科全書, 22 ませ−もぬ, 小学館
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s “生涯と業績”. 宮城道雄の世界. MIYAGI KOTO ASSOCIATION. 2016年2月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月16日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “宮城道雄”. 誠之館と交流した人々. 福山誠之館同窓会. 2016年2月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月19日閲覧。
- ^ “吉田晴風”, 日本大百科全書, 23 もね−りこ, 小学館, (1995)
- ^ a b c d e 山口理沙「宮城道雄にみる師弟関係:わざの教え学びとして」(PDF)『教育研究:青山学院大学教育学会紀要』第55巻、青山学院大学教育学会、2011年3月、19-25頁、ISSN 04547411、2016年2月19日閲覧。
- ^ 千葉潤之介 (1995), “新日本音楽”, 日本大百科全書, 12 しようす−すく, 小学館
- ^ a b 茂手木潔子 (1995), “春の海”, 日本大百科全書, 19 はに−ひん, 小学館
- ^ “円谷英二 生誕120年記念特別イベントレポート。失われた幻の映画『かぐや姫』85年ぶりの奇跡の凱旋上映決定!”. SCREEN ONLINE (2021年7月8日). 2021年7月8日閲覧。
- ^ “満員御礼! 2015.4.27”. 高根沢町ぶろぐ課 2015(平成27年度)4月. 高根沢町 (2015年4月). 2016年2月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月17日閲覧。
- ^ “宮城会”. 宮城道雄の世界. MIYAGI KOTO ASSOCIATION. 2016年2月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月17日閲覧。
- ^ 守重信郎「楽器収集と展示の先駆者:水野佐平の研究」(PDF)『日本大学大学院総合社会情報研究科紀要』第10号、日本大学大学院総合社会情報研究科、2010年2月、245頁、ISSN 13461656、 オリジナルの2016年2月16日時点におけるアーカイブ、2016年2月17日閲覧。
- ^ a b 高瀬忠三「悲しき記録」『宮城会会報』、箏曲宮城会、1956年、全国書誌番号:00074796、 オリジナルの2014年9月23日時点におけるアーカイブ、2016年5月6日閲覧。
- ^ 內田百閒「東海道刈谷駅」第4章。百閒はこの章を岡崎市の高瀬忠三の調査記録(「宮城会会報別冊追悼号」に掲載)に拠って執筆した
- ^ 守重信郎「楽器収集と展示の先駆者:水野佐平の研究」(PDF)『日本大学大学院総合社会情報研究科紀要』第10号、日本大学大学院総合社会情報研究科、2010年2月、249頁、ISSN 13461656、 オリジナルの2016年2月16日時点におけるアーカイブ、2016年2月17日閲覧。
- ^ “盲目の筝曲家・聖楽 宮城道雄供養塔”. 刈谷市観光協会. 2016年5月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年5月8日閲覧。
- ^ “生涯と業績”. 宮城道雄の世界. MIYAGI KOTO ASSOCIATION. 2016年2月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月17日閲覧。
- ^ “財団法人 宮城道雄記念館”. 宮城道雄の世界. MIYAGI KOTO ASSOCIATION. 2016年2月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月17日閲覧。
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