国土形成計画の策定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 02:40 UTC 版)
「青柳一郎 (国土交通官僚)」の記事における「国土形成計画の策定」の解説
国土政策局長就任後、青柳は2021年6月に取りまとめられた「国土の長期展望」を踏まえ、ローカル・グローバル・ネットワークの視点を取り入れたデジタルを活用した国土づくりを進めるとし、国土形成計画の策定の方向性を「大衆小説を表彰する直木賞」と表現した上でエビデンスに基づいた現状の把握及び将来設計、課題整理を行い、「中高生でも理解できる内容で、自治体や民間団体などステークホルダーに何度も見返してもらえるものとしたい」と政策展開を分かりやすくまとめる旨を述べた。 2021年7月2日、国土審議会において計画部会が設置され、同年9月28日に第1回会合が開催。同部会でテレワークの推進や手続き・業務のデジタル化、都市的機能の確保及び持続的提供・コンパクト化、ネットワークを活用した効率的な地域づくり、対面と遠隔を混合した医療や教育の提供、生活活動や移動・交通のシームレスな連携、イノベーションの創出・人材の確保、地域発のグローバル産業の育成、情報通信ネットワークの強化、ローカル・グローバルの充実、環境・防災・老朽化等への対応、人口減少に対応した国土の適正管理の推進、防災・減災、国土強靱化、エネルギーの地産地消などが政策の方向性として挙げられ、青柳は達成に向けた分かりやすい具体的目標及び実現の道筋を展開する姿勢を示した。
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