台車変更
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/28 22:31 UTC 版)
「ブレンガルテン-ディーティコン鉄道Ce2/2 1-5形電車」の記事における「台車変更」の解説
1912年のヴォーレン - ディーティコン間の直通運転の開始に伴う輸送力の増強のため、本格的に列車を牽引できるように改造されることとなった。主な改造内容は以下の通り。2軸単台車および救助網を撤去して台枠を強化の上、同じく強化した軸箱支持装置を設置、これにより軸距が2500mmから2900mmとなっている。軸箱支持方式は軸箱守式で軸バネは重ね板バネと竹の子バネの組合わせとなっている。 真空ブレーキ装置および電動真空ポンプを設置。 連結器の強化。なお、このため全長が8100mmから8500mmに延びている。 屋根上は集電装置をトロリーポールから大型のビューゲルに変更。その前後部に抵抗器を搭載。なお、ビューゲルは後年菱型のパンタグラフに交換されている。 また、Ce2/2 1Iおよび3I号機については上記項目に加えてさらに以下の通り改造を行っている。主電動機を定格出力26kWのもの2基から60kWのもの2基に交換し、主制御装置や主回路保護装置等も交換。これにより60パーミルの勾配で最大35tの列車を牽引可能となった。 前面に貫通扉を設置。前照灯は前面下部中央から下部左右に移設・増設。
※この「台車変更」の解説は、「ブレンガルテン-ディーティコン鉄道Ce2/2 1-5形電車」の解説の一部です。
「台車変更」を含む「ブレンガルテン-ディーティコン鉄道Ce2/2 1-5形電車」の記事については、「ブレンガルテン-ディーティコン鉄道Ce2/2 1-5形電車」の概要を参照ください。
- 台車変更のページへのリンク