受水槽
じゅすいそう 受水槽 reciever tank
貯水槽
受水槽
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 00:48 UTC 版)
水道引き込み管から引き込んだ水道水を貯水するタンク。 設置場所は水槽室に架台置き、屋外に架台置き、地下室に架台置き、昭和50年代以前の建物はビルピットの一部を水槽として利用したり、稀に建物の2、3階に設置(供給水道管の給水圧による。)やFRPタンクを地面に埋設しているものもある。 日常の目視点検やメンテナンスのために壁面、天井面、床面より60センチメートル以上の空間を空けなければならない。 オーバーフロー管は防虫網を取り付けて容易に防虫網の点検ができるようにして汚水の逆流や昆虫や臭気が侵入しないためにも排水口に直接接続してはならない。 飲用等に用いる場合の容量は1日の総使用量の40%~60%。 死水域を作らないように給水口と採水口の位置を考慮し、場合によっては、迂回壁を設置する。 最近の設置されているものは清掃作業および補修工事中に断水させずに作業が出来るように受水槽内に隔壁を設けて2槽式として、連通管を介して1つの槽とする。又は水槽を2基設置し連結し運用している。 なお、受水槽を介する給水の場合、以降の給水にポンプや小型圧力タンク式給水ユニットを介するため、停電などの影響や、機器の故障により影響を受ける恐れがある。 受水槽と併せ高置水槽(高架水槽)、大型圧力水槽を設置する場合と、小型圧力タンク式給水ユニットの圧力で給水を行う場合がある。
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