収容が原則として禁じられているもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 18:53 UTC 版)
「ロッカー」の記事における「収容が原則として禁じられているもの」の解説
原則的に、現金や貴重品などは、盗難などの問題が発生した場合に、設置者側では管理が難しく責任を取れない(取りたくない)ため、利用約款などで預入れが禁止されていることが多い。これはロッカーが簡便な鍵しか持たず、またロッカー自体も余り強固ではないことから、こういった物品を守る機能がないこと。また、貴重品などが預けられるようになると、これらを狙ってロッカーが頻繁に破壊されるようになることが考えられるため、これを回避するという意図もある。 一般的に利用約款では以下のような物件についてコインロッカーでの保管を禁じることが多い。 現金 有価証券 その他の貴重品(宝石、貴金属など) 危険物(揮発性、毒性、爆発性のある物件など) 銃砲刀剣類など犯罪に使用されるおそれのある物件、法律で所持・携帯が禁じられている物件 盗品など犯罪により取得された物件 動物 臭気を発する物件 遺骨 腐敗・変質のおそれがある物件、不潔な物件 破損しやすい物件、非常に重い物件(耐荷重を超える重量物) コインロッカーを汚損する物件 その他コインロッカーでの保管に適さないもの なお、こういった禁止物を預けて事故が起きた場合や、あるいはロッカー側が汚損された場合には、警察への届出(刑事事件)を実施したり、利用者に所定の罰金を課すことを掲示しているロッカーも見られる。またそういったものを入れられるのを防ぐのと防犯上の理由から、監視カメラが設置されていることも少なくない。
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