印刷台本が存在する作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 10:08 UTC 版)
「恐怖劇場アンバランス」の記事における「印刷台本が存在する作品」の解説
幽霊船の女(準備稿) 脚本 - 千束北男 予定監督 - 満田かずほ シナリオナンバーは2。ヨットで航行中に遭難した青年が、中世の八幡船とそこに住む美女(正体は巨大蜘蛛)に遭遇する。1978年には本作を原案として、『日曜恐怖シリーズ』の一篇「怪しの海」として映像化された。監督は中川信夫。2007年、新たに書き下ろされた脚本を基にオーディオドラマ化され、DVD第4巻に特典として収録された。 埋葬された女(準備稿) 脚本 - 若槻文三 予定監督 - 鈴木英夫 シナリオナンバーは2。若い男女の吸血鬼(生前は恋人同士だった)が登場する。偶然、女吸血鬼と写真に映りこんでしまった平凡な夫婦が、執拗に付け狙われる恐怖を描く。吸血鬼という題材のみを踏襲し、同じ脚本家・監督による「吸血鬼の絶叫」が制作された。 人形が死ぬとき(準備稿) 脚本 - 広山明志 シナリオナンバーは6。『怪奇大作戦』の第7話「青い血の女」を想起させる殺人人形もの。一家三人を轢き殺して逃げ去った男女4人が、犠牲者の少女が持っていた人形にじわじわと復讐されていく展開は、「死体置場の殺人者」に類似している。 人肉を喰う女(準備稿)→ おそろしき手鞠唄(決定稿) 脚本 - 上原正三 予定監督 - 真船禎 シナリオナンバーは9。娘を殺された母親の復讐を描く。あまりにも陰惨な物語や「人肉を食う」という描写のため、撮影されなかった。1985年、宇宙船文庫「24年目の復讐〜上原正三シナリオ傑作集」に収録された後、切通理作の著書『怪獣使いと少年』の中でその内容について断片的に触れられている。
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