とおか‐や〔とをか‐〕【十日夜】
とおかん‐や〔とをかん‐〕【十▽日夜】
十日夜
十日夜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 01:27 UTC 版)
関東西部から甲信越にかけての旧暦10月10日の刈上げの行事を十日夜(とおかんや)という。子どもたちが藁束で地面をついてまわったり、カリアゲモチを神棚にあげたりする。藁鉄砲で地面を打ちあるくのはモグラやムジナを防ぐ呪術と考えられる。長野県では、10月10日のカカシを田からもってきて庭先に立て、臼と桝をおいて餅を供えるかかしあげの行事がおこなわれる。その餅を焼く火はカカシの笠をこわして焚き付けとするところもあり、蛙が供え餅を背負ってカカシの昇天にお供するという伝承の残る地域がある。また、大根の年取りという行事をおこなうところもある。
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