加鉛効果とは? わかりやすく解説

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加鉛効果

読み方かえんこうか
【英】: lead susceptibility

ガソリンアンチノック剤として四アルキル鉛加えた場合オクタン価の上度合いをいう。また、加鉛量とオクタン価との関係をグラフしたものを加鉛効果図表といい、これによってあるオクタン価にするために必要な加鉛量を知ることができる。ガソリンの加鉛効果は、炭化水素種類沸点硫黄分によって大きく変わり測定条件によっても若干異なる。加鉛効果はパラフィンでは大きいが、オレフィンナフテンでは小さく芳香族では極めて小さい。したがって天然ガソリン直留ガソリンのようにパラフィン分が多いガソリンでは非常に効果があるが、改質ガソリン分解ガソリンのように芳香族分の多いガソリンでは効果小さい。また、一般に沸点留分の方が効果大きい。硫黄影響はその種類により異なりガソリン中に微量含んでいても著しく効果妨げるものもある。影響大きいものはメルカプタン硫化物で、遊離硫黄チオフェンはあまり影響しないといわれる



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