初代 JR50型 (1996-2003年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 22:50 UTC 版)
「インフィニティ・QX」の記事における「初代 JR50型 (1996-2003年)」の解説
R50型テラノ(パスファインダー)をインフィニティ向けにデザインし直したもので、インフィニティブランドとしては初のSUVである。アキュラ・SLXおよびレクサス・LX発売の約1年後である1996年に1997年モデルとして投入された。これを日本国内向けとしたものがテラノレグラスである。 同時に北米で販売されていたパスファインダーとの違いとして、AWDシステムの機能向上、インテリアの高級化が挙げられる。ただ、高級車ではあったものの、最低地上高は211 mmで、オフロードカーとしての能力も有していた。 2列5人乗り。VG33E型 3.3リットル V6 SOHC(後期型はVQ35DE型 3.5リットル V6 DOHC)エンジンに4速ATを組み合わせる。エンジンは福島県のいわき工場で、車体は九州工場で生産が行われた。 2000年 2001年モデルとしてマイナーチェンジ。フェイスリフトが行われたほか、搭載エンジンがV6 3.3リットルからV6 3.5リットルに変更され、出力も125 kW (168 hp) から179 kW (240 hp) に向上した。また、タイミングベルトがタイミングチェーンと交換され、RWDモデルも追加された。さらに、時計一体型のダッシュボードや、17インチアルミホイールやキセノンヘッドランプが装備された。 2002年11月 生産を終了。 2003年 販売を終了。
※この「初代 JR50型 (1996-2003年)」の解説は、「インフィニティ・QX」の解説の一部です。
「初代 JR50型 (1996-2003年)」を含む「インフィニティ・QX」の記事については、「インフィニティ・QX」の概要を参照ください。
- 初代 JR50型のページへのリンク