六島
六島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 06:59 UTC 版)
六島(むしま)は有人島で、岡山県の最南端である。笠岡諸島の中で笠岡港から最も遠く、直線距離で約23km、航路では約33km離れている。岡山県の最南端にもなっている。南へ約4.5kmで四国本土の荘内半島があり、六島と荘内半島のあいだは瀬戸内海航路でも潮の流れが早い難所の一つとして古くから知られている。そのため岡山県内では初めて灯台が設置された場所でもある。 戦前は活きた魚を輸送する「活舟」の取り扱いで淡路島を上回って日本一を誇っていたが、戦後に船舶の動力化が普及すると廃れた。横溝正史の『獄門島』(金田一耕助シリーズ)の舞台として知られ、1977年の映画化作品では六島で実際に撮影も行われている。 六島・前浦の路地 六島の航空写真。国土交通省 「国土画像情報(カラー空中写真)」を基に作成。
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