公衆衛生学的な分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 03:11 UTC 版)
新興感染症 輸入感染症のうち、継続的に国内での発症が見られるようになったもの。 例:後天性免疫不全症候群、COVID-19 再興感染症 社会情勢の変化により、近年まで抑えられていた発症数が再び増加傾向を示すもの。 例:結核、梅毒、風疹、麻疹 人獣共通感染症 ヒトとヒト以外の動物の両方に感染を生じ、予防対策に両者への介入を要するもの。 例:狂犬病、エキノコックス 伝染病 病気を起こした個体(ヒトや動物など)から病原体が別の個体へと到達し、連鎖的に感染者数が拡大するもの。 輸入感染症 旅行者や輸入食品を介して病原体が海外から持ち込まれ、国内では稀な感染症を生じるもの。 例:重症急性呼吸器症候群、デング熱、黄熱病 検疫伝染病 輸入感染症のうち一度国内に進入すると流行する危険のあるものは、検疫法によって検疫伝染病の指定がされている。 例:コレラ、ペスト
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