入幕後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 10:20 UTC 版)
1970年3月場所に西十両筆頭で14勝1敗の好成績で十両優勝。翌5月場所に新入幕(東前頭6枚目)を果たすと徹底した押し相撲で9勝6敗と勝ち越し、早くも技能賞を受賞し幕内に定着した。1971年3月場所5日目、初日から4連敗だった新関脇の大受は初めて横綱大鵬を一気の押しで破り、この場所を8勝7敗と勝ち越し見事殊勲賞を受賞し、上位キラーとして三賞の常連になった。1971年3月場所、5月場所は貴ノ花も共に三賞を受賞したが、満年齢で言って最年少の幕内力士2人が揃って三賞を受賞した例としてはそれぞれ史上1例目と2例目である。 この年7月場所まで関脇を保守したがその場所で4勝11敗と大敗し一時平幕に甘んじていたが、1973年3月場所に関脇に復帰すると3大関に勝ち10勝5敗、2横綱2大関に勝ち11勝4敗と2場所連続で二桁勝利を挙げ、7月場所には1横綱2大関に勝ち13勝2敗の成績を挙げて史上初めて三賞を独占。7月場所後、大関に昇進した。
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