倭姫命世記とは? わかりやすく解説

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やまとひめのみことせいき【倭姫命世記】

読み方:やまとひめのみことせいき

神道五部書の一。1巻神護景雲2年768禰宜(ねぎ)五月麻呂(さつきまろ)の撰と伝えるが、建治弘安(1275〜1288)のころ、伊勢外宮神官渡会行忠(わたらいゆきただ)の撰になったもの。天地開闢(かいびゃく)から、皇大神宮各地御還幸雄略天皇の代の外宮鎮座に至る詳細を記す。大神宮神祇本紀


やまとひめのみことせいき 【倭姫命世記】

神道五部書一書一巻古人仮託して鎌倉中期成立天地開闢から雄略天皇朝の外宮鎮座までの神道事項や、倭姫命事跡宮中諸神などを述べる。倭姫命垂仁天皇皇女伝説される女性で、天照大神の祠を大和笠縫邑から伊勢五鈴川上に遷したといい、また甥の日本武尊東国征討に尊に草薙剣授けたとする。

倭姫命世記

読み方:ヤマトヒメノミコトセイキ(yamatohimenomikotoseiki)

分野 神道書

年代 成立年未詳

作者 著者未詳


倭姫命世記

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/14 05:29 UTC 版)

倭姫命世記』(やまとひめのみことせいき)は、鎌倉時代中期に編纂されたと考えられている書物。


  1. ^ a b コトバンク
  2. ^ [1]『倭姫命世記』「貴重和本デジタルライブラリー」
  3. ^ a b 大隅和雄『中世神道論』岩波書店(1977),367頁
  4. ^ a b [2]斎宮歴史博物館「第23話 罪作りだよ?『倭姫命世紀』」
  5. ^ 伴五十嗣郎「解題」『神道大系 伊勢神道(上)』神道大系編纂会(1993),5-6頁
  6. ^ 伊藤聡『神道とは何か』中公新書(2012),99頁
  7. ^ a b c d e 大隅和雄『中世神道論』岩波書店(1977),368頁
  8. ^ 中村幸弘『『倭姫命世記』研究ー付訓と読解ー』新典社(2012),441頁
  9. ^ a b 中村幸弘『『倭姫命世記』研究ー付訓と読解ー』新典社(2012),2-3頁
  10. ^ a b c 海部やをとめ・三橋健『倭姫の命さまの物語』冨山房インターナショナル(2018),105-107頁
  11. ^ 阪本是丸・石井研士編『プレステップ神道学』弘文堂(2011),55頁


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