個別のルール・慣行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 09:34 UTC 版)
高校野球では高校野球特別規則により「審判委員に対して規則適用上の疑義を申し出る場合は、主将、伝令または当該選手に限る」と定められている。したがって、監督が審判に対して直接抗議をすることは認められない。 一方、プロ野球ではルール上明確に禁止されている事実関係に関する判定への異議を行うことが黙認されている。抗議を受けて審判団が協議をした結果、判定が覆ることも稀にある。なお、特定のプレイに限っては、MLBでは2008年、NPBでは2010年よりビデオ判定による判定変更が制度化された(野球のビデオ判定 参照)。昭和時代の日本では延々一時間以上の抗議が行われたこともあったが、2012年現在では、5分間以上にわたって抗議を続けると遅延行為として退場処分を受ける。また、抗議の際に審判員に対して暴言を吐いたり暴行を加えたり、侮辱行為をした場合も同様である。
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