会意兼形声文字とは? わかりやすく解説

会意兼形声文字

出典:『Wiktionary』 (2016/11/28 03:50 UTC 版)

名詞

(かいいけいせいもじ)

  1. 漢字造字法のひとつで、会意文字形声文字特徴併せ持つもの。六書にはない造字法であるが、従来形声文字分類されいたものが、その音を表す文字類縁文字選んでいるという事実から造字法として区分するようになっている例えば、「」は従来、「」が意味を表しセイ)」が音をつけ「澄んだ」を意味する形声文字であると説明されていたが、そもそも文字成立前からある音声言語「*tsing」(上古音異なる)の音が「澄んだ」を意味し、そのため、「青」文字使用しているとされる。共通の音符をもつ「」、「」、「」なども同様の基本から成る学説としては、中国における右文説起源有し、現在において、従来形声文字とされていたもののほとんどは会意形声文字とされる

関連語

  • 亦声



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