代表者を庇う言葉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/21 16:40 UTC 版)
「スーパーフリー事件」の記事における「代表者を庇う言葉」の解説
事件の発覚後、代表者らの行為は各方面から徹底的な批判と罵倒を浴びた。一方、代表者やスーパーフリーを庇うような肯定的な発言も存在はする。 「(代表者には)前科前歴のないこと」(東京地裁における主犯への判決文) 「やっぱり(代表者実名)は、カリスマ性ありましたね。(中略)一番多いときには3千人とかいた。それを束ねていたわけですから。論理的にきちんと話せる人で、頭もいいですね。それに覚悟も決まっていました。(中略)赤字が出たときには、1人で200万円、300万円をかぶっていました。イベントをやるために、こんなに苦労をしてくれているんだ、大変なんだというふうに、その姿勢はスタッフの間で認められていましたね。」(地方支部のスタッフ) 「スーパーフリーは悪いこともあったが、イベントをやっていくなかで、プラスになる部分もありました」(有罪判決を受けたメンバー) 「全国展開できるサークルの企画運営に携われることに、誇りか、または喜びのようなものを感じていました。それまでは早大、慶応といっても、何もできないたくさんの大学生たちをみて、うんざりしていました。それに比べてスーフリは、ベンチャーなどの勉強をして第一線で活躍できる、実践の場に見えました。」(有罪判決を受けたメンバー) 小野登志郎は、1997年11月に山一証券の破たんなどの企業神話崩壊を象徴する事件が起き、「ベンチャー」や「起業」といった言葉に若者が煽られたことを後者二つの発言の時代的背景として指摘している。
※この「代表者を庇う言葉」の解説は、「スーパーフリー事件」の解説の一部です。
「代表者を庇う言葉」を含む「スーパーフリー事件」の記事については、「スーパーフリー事件」の概要を参照ください。
- 代表者を庇う言葉のページへのリンク