今多コンツェルン関係者
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「ペテロの葬列」の記事における「今多コンツェルン関係者」の解説
遠山(とおやま) 会長第一秘書。異名「氷の女王」。 橋本真佐彦(はしもと まさひこ) 今多コンツェルン本部広報課外報係会長秘書室付担当次長。広報課の精鋭。バスジャック事件に巻き込まれた杉村の身を案じた妻の菜穂子を事件現場近くの県警に連れてくる。 森信弘(もり のぶひろ) 元今多コンツェルン取締役。三郎と園田は広報誌「あおぞら」の取材のため、彼にインタビューを求めていた。大手の都銀から引き抜かれ財務畑で歩んでいたが、認知症を患った妻のため昨年春に引退してから房総半島の海辺の別荘地〈シースター房総〉に移り住んだ。聡明でフランクな人柄で周りにも慕われ、若い頃はモテていた偉丈夫。妻のボランティア活動の縁で菜穂子とも親しく、三郎を気に掛ける。 井手正夫(いで まさお) 今多コンツェルングループ広報室社員。広報室の歴史の中で初の今多コンツェルン本社から異動してきた。 間野京子(まの きょうこ) 今多コンツェルングループ広報室準社員。既婚で子持ちであるが夫は海外に単身赴任中である。以前は嘉親が買収した高級エステサロン勤務のエステティシャンだったが、家庭の事情を理由に顧客の都合で不規則な時間帯勤務になる仕事を続けられず、彼女の明るさと腕を慕っていた常連の菜穂子が嘉親に頼み込んで広報室に務めることとなった(これはコンツェルンに対する実権を持たない菜穂子が人事に働きかけた例外中の例外となった)。文章作りの巧さから広報室の即戦力となったが、一方で井手からのセクハラに悩まされてしまう。 野本(のもと) 今多コンツェルングループ広報室アルバイト。国際経済学を専攻する20歳の学生で、お洒落で周りに気の利く人当たりの良さから「ホスト君」と渾名されており、本人もホストの面接を受けて落ちたことがあるとのこと。広報室の中では歳が近い間野と仲が良く、井手のセクハラから間野を助けたりしており、井手に良い感情を抱いていない。 水田大造(みずた たいぞう) 社屋内の喫茶「睡蓮」のマスター。
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