ヴァンガード スポーツマン
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「スタンダード・ヴァンガード」の記事における「ヴァンガード スポーツマン」の解説
トライアンフ・レナウン(Triumph Renown )というバッジを付ける予定の車が発表されるまでの短い間にトライアンフ・TR3に搭載された90 hp(67 kW;91 PS)にチューンされたエンジンを積んだ高性能モデルの「ヴァンガード スポーツマン」が1956年8月に発表された。このエンジンは圧縮比が8.0:1に高められ、連装SU製キャブレターと改良型ピストンを備えていた。加速性能を向上させるために最終減速比が4.55:1に低められ、大径の10 in(254 mm)ドラムブレーキを装備していた。標準仕様ではベンチシートであったが、オプションで分割型シートも選択できた。 1958年までに僅か901台のスポーツマンしか生産されなかった。 『ザ・モーター』誌が1956年にオーバードライブ付のスポーツマンをテストしたところ、最高速度90.7 mph(146.0 km/h)と0 - 60 mph(0 - 97 km/h)加速に19.2秒、25.6 ml/英ガロン(11.0 L/100 km;21.3 mpg-US)の燃料消費率を記録した。テスト車は税込みで£1,231であった。
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