ワロタ
ワロタの意味・定義
「ワロタ」は「笑った」の意味はそのままに表記が変えられていった種類の言葉と捉えられる。ネットスラングであるだけに「ワロタの定義」「笑ったとワロタの違い」のようなものは特定しがたい。「笑った」では感じさせにくい独特のニュアンス(アングラ臭など)は多少あるかもしれない。ワロタの語源・背景
ワロタはウェブ上の電子掲示板(2ちゃんねる特にVIP板)を通じて広った表現であり、2000年代半ばには「ワロタ」の語を含むAA(アスキーアート)がコピペとして完成している。当初ネットスラングとしてよく使用されていた「ワロタ」の表記は、半角カタカナを用いた「ワロタ」である。
2010年代を過ぎた頃にはTwitterをはじめとするSNSなどでも「ワロタ」はよく使われるようになっている。2010年代後半からは「w」や「草」という表現が好まれはじめる。「ワロタ」には死語あるいは時代遅れという印象が持つ人も出始めている。
ワロタの用例
ワロタの類語
類語といえるかどうか心許ないが「笑い」を表現するインターネットスラングとしては「(笑)」「(藁)」「ワロス」「www」などもよく知られている。ワロタの関連語
「ワロタ」よりもっと強烈に笑ったという程度を強調した言い方として「クソワロタ」などもよく用いられる。(笑)
(ワロタ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/04 01:11 UTC 版)
(笑)(わらい、しょう、わら、かっこ わらい、かっこ しょう、かっこ わら)は、 発言記録などにおいて、発言者や聴衆が笑ったことを描写する記号、表現技法。発言記録以外の文章で、その文章の筆者が笑っていることを示す際にも用いられる。相手からは不快と思われることもある。
注釈
- ^ 帝国議会議事録上でのかっこ書きの「拍手」「笑聲」:第二次世界大戦の戦後間もなくの例だが、 1945年(昭和20年)11月28日、11月30日などの帝国議会会議録に記載がある。
帝国議会会議録検索システム→検索→発言者検索 開会日付:昭和20年11月28日→衆議院本会議→[037]三田村武夫
帝国議会会議録検索システム→検索→発言者検索 開会日付:昭和20年11月30日→衆議院本会議→[005]北昤吉 など - ^ 山崎春美は1970年代後半から1980年代前半にかけて『Jam』『HEAVEN』『フォトジェニカ』『宝島』『月刊OUT』『遊』『Billy』『ウイークエンドスーパー』『FOOL'S MATE』『ロック・マガジン』などの雑誌やロックバンド「ガセネタ」「TACO」で活動したライター・ミュージシャンである。山崎は「(笑)」の使用に関して自著の解題において以下の寄稿文を寄せている。さらに余談をもうひとつ。今、書いてるような(つまり貴方が主語なら、いまお読みになってるような)この文章みたいに、それが評論でも記事でも何でもいいんだけど、一人称で書かれた地の文の中に、対談や座談会の表記で使う「(笑)」を入れて使ったのは、歴史上ボクが最初だと自負している。根拠は単純で、思いついて使った時、ほかに使ってるのなんかお目にかかったことがないからだ。その後、この使用例に出遭ったのはずいぶん経ってからだ。まあボクは(パロディか揶揄でもなければ)もう使わないだろうし、今やあまりいいイメージがないか、逆に定着してしまったかは知らない。いわゆる「ワラ」の原型である。 — 山崎春美「ヤマザキハルミの懺悔! ザンゲ! ゲゲゲのThank Gay!(ざんげ!)」『天國のをりものが 山崎春美著作集1976-2013』河出書房新社、2013年、330頁。
- ^ 『三省堂国語辞典』第七版、項目「ダブリュー」
- ^ 2000年代には、発音からくる「藁」や、wの見た目からくる「芝」という表記も見られた。
出典
- ^ Sakai, N. (2015). A Study of Translating Extra-Textual Expressions from a Non-English Language into English: A Case of Contemporary Japanese Computer-Mediated Communication. http://booksandjournals.brillonline.com/content/books/b9789004299245s015
- ^ 赵刚. “网络中经常出现的"233"是什么意思”. 电脑报. 2020-011-17閲覧。
- ^ ガジェット通信
- ^ “「(笑)」とか「www」って、何使う?女子が「古い」「引く」と思ってるのは、アレです、アレ。”. CanCam.jp (2017年3月16日). 2018年6月24日閲覧。
「ワロタ」の例文・使い方・用例・文例
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