レッドチコリーの栽培
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 00:39 UTC 版)
レッドチコリー(トレビス)の栽培は、植栽密度や肥培管理が玉レタスとほぼ同じで、種まきから収穫まで2 - 3か月を要し、適期を守って形良く結球したところを収穫する。日当たりの良い場所で、栽培に適した土壌酸度は pH 6.0 - 6.5、生育適温は15 - 20℃、発芽適温は18 - 24℃で、連作障害があるため、同じ土地では1年 - 2年空けるとされる。育苗ポットに種をまいて本葉4 - 6枚になるまで育苗し、土壌酸度調整と堆肥で畑の土作りをした畑に畝を作ってマルチングを施し、20 - 30センチメートル (cm) 間隔で葉柄を植え付けていく。土の表面が乾いたら水やりをし、植え付けから2週間ごとに施肥を行う。葉がだんだん赤くなって株の中心が堅く締まるほど結球したら収穫適期で、地際を包丁などで切り取って収穫する。 病害虫の防除方法はレタス同様である。病虫害はほとんどないとも言われているが、生育期間が長く、収穫期近くに腐敗性病害が多発しやすいので注意を要する。
※この「レッドチコリーの栽培」の解説は、「チコリー」の解説の一部です。
「レッドチコリーの栽培」を含む「チコリー」の記事については、「チコリー」の概要を参照ください。
- レッドチコリーの栽培のページへのリンク