ラミネート法とは? わかりやすく解説

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ラミネート法

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

ラミネート法(lamination)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 03:01 UTC 版)

フィルム」の記事における「ラミネート法(lamination)」の解説

2種類上のフィルム重ね合わせる手法は、前出共押出法の他に、ラミネート法がある。 押出しラミネート法 Tダイ法溶融押出成型法設備使用し材料を他のフィルム上に直接押し出してから圧着冷却する。Tダイ共押出法併用し多層フィルム成型することも可能。また、剥離ライナーがついたフィルムは、この手をもってライナーの上樹脂押し出して製造する接着剤を使用したラミネート法 複数フィルム接着剤使用して貼り合わせる手法また、フィルムと紙や布または金属箔などとの貼り合わせにも用いられる接着剤種類により「ウエットラミネート」(水系接着剤または水分散系接着剤使用)、「ドライラミネート」(溶剤接着剤または反応系接着剤)、「ホットメルトラミネート」(ホットメルト接着剤)に大別されるコスト優れセロファン多用されていた頃は主流だったウエットラミネートは、貼り合わせる少なくとも片方素材蒸発水分透過させる性質を持たなければならないためフィルム同士重ね合わせには不向きで、現在では紙とのラミネートにおいて用いられる程度となったドライラミネートフィルム種類幅広く適応し貼り合わせ速度早い溶剤接着剤使用する場合は、片方フィルム塗布しある程度溶媒蒸発させてからもう一方フィルム重ねる。反応系接着剤で主に用いられるのは適応範囲が広いウレタン系二液型であり、二液を混合させてから塗布し硬化するまでの可使時間内にフィルム貼り合わせる。 ホットメルトラミネートの手法は、加熱して流動性持たせたホットメルト接着剤塗布し硬化するまでの時間内にフィルム貼り合わせる粉体フィルム形状接着剤をあらかじめフィルム間に挟みこんでから加熱する手法は、基本的に後述するヒートシール準ずる

※この「ラミネート法(lamination)」の解説は、「フィルム」の解説の一部です。
「ラミネート法(lamination)」を含む「フィルム」の記事については、「フィルム」の概要を参照ください。

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