ホットメルト接着剤

デジタル大辞泉

ホットメルト‐せっちゃくざい【ホットメルト接着剤】

読み方：ほっとめるとせっちゃくざい

エチレン酢酸ビニル樹脂などの酢酸ビニル樹脂を、セ氏80度から100度程度に加熱溶融して接着させる接着剤。書籍の製本糊、段ボール箱や紙おむつの接着、電子部品の固定などに用いられる。

大車林

ホットメルト接着剤

英語 hot melt adhesive

常温では固体の熱可塑性樹脂接着剤を加熱溶融して被着物に塗布し、圧着する接着剤。非常に短時間(数秒間)で接着でき、かつ残存溶剤がないのが特徴である。ポリ酢酸ビニール、ポリアミド、ポリエステル、ポリイソブチレン、エチレンセルロースなどを単独または混合して用いる。合板の心材の接合、自動包装、製本などに使われている。現在、自動車で使用している代表的なものは、フロントガラスやリヤガラス組付けのホットメルト型ウレタン接着剤であるが、これは数秒間で接着するタイプではない。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

キッチン用語集

ホットメルト接着剤

ホットメルト接着剤は常温では気化しない固形材料で、使用時に加熱して溶かすことにより活性化し、各種固体を瞬間的に接着させる。“無公害”、“毒性や火災の危険性がない”、“生産性が高い”、“接着できるものが広範囲である”など利点が多いことから、様々な分野で使用されている。

ウィキペディア

ホットメルト接着剤

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/09/30 21:53 UTC 版)

ホットメルト接着剤（ホットメルトせっちゃくざい）とは、熱（80 - 100℃）をかけて融かして接着させる接着剤。ホットボンドとも呼ばれる。